★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

2018年09月

英国の工業製品は、工芸品!

Jaguar XK

英国の工業製品は、独自の美しさがあり、工業製品と言うよりも、工芸品のように感じられる所が魅力です。

英国は、18世紀中頃から世界で初めて産業革命が勃発した国ですが、その工業製品を見ますと、今となりましては、工芸品のような魅力があります。

例を挙げるならば、18世紀中頃から創業している陶磁器メーカーであるウェッジウッドは、陶磁器の領域を超越して、もはや工芸品となっています。

日本も、19世紀末頃から産業革命が勃発していますが、そのセンスは英国人と異なります。
やはり、デザインのセンスです。

同じ陶磁器メーカーでも、日本のノリタケと、ウェッジウッドを比較して頂ければ、分かると思います。
どちらが、良いと感じのかは、もはや好みの問題ですね。

私は、英国の工芸品が大好きです。

夢に向けて!

Aki

アタシ、あっちゃん!

あっちゃん決めたの。
ここの、お家でずっとお世話になることを。

あっちゃん、大きな声で歌ったり、お話をするのが大好きなので、夢のAKBのオーディションに向けて頑張ります!
そして、イケメン俳優と結婚出来たらいいな。

お洒落に余念はありません

Liberty

18日は、最低気温が11℃で最高気温が26℃という、寒暖差が激しい日です。
特に私の場合は、ほぼ最低気温の中を歩かなければなりません。

なので、いつものLibertyプリントのシャツに、麻のロングジャケットを羽織りました。
麻のジャケットは、皺が付きやすいですが、ハンディ・アイロンからスチームを出して解決です。
お洒落に余念はありません。

ポール・ウェラー、"トゥルー・ミーニングス"の感想

True Meanings

ポール・ウェラーが怒濤のようにアルバムをリリースしています。

昨年は、映画"Jawbone"のサントラ・アルバムと、正規のアルバム"A Kind Revolution"の2枚をリリースしています。
そして、さらに今月の14日に、"True Meanings" をリリースしています。

ポール・ウェラーは、今年で日本人で言えば還暦に当たります。
一般的な企業では、定年退職の年齢です。
こんなに働いて、ちょっと体の方を心配してしまいます。

まぁ、それだからこそ、後進のミュージシャン達から尊敬される存在となっているのでしょう。

"True Meanings" ですが、ズバリ"典型的なポール・ウェラーのサウンド"となっています。
2010年代に入り、ポール・ウェラーはクラウト・ロック風のエレクトリックなアルバムを連発していましたが、"True Meanings" は、奇抜なサウンド作りは鳴りを潜めています。

収録曲は、アコースティック・ギターでの弾き語りによる曲が多い印象です。
アコースティック・ギターの弾き語りに、ストリングスが加わり、ムードたっぷりです。

ひょっとしましたら、ポール・ウェラーは、スコット・ウォーカー風のアルバムをレコーディングしたかったのかも知れません。

昼下がりに紅茶を飲みながらとか、夜中にウィスキーのグラスを傾けながら聴いたら、似合うでアルバムです。
冒頭で、ポール・ウェラーの年齢について言及致しましたが、"True Meanings"は、ポール・ウェラーの現在の年齢だからこそ、レコーディング出来たのかも知れません。

True Meanings
Paul Weller
Wea
2018-09-14

LEEのブラックスキニーを買い替えました

LEE

いつもファッションのことばかり考えている私です。

当然、これまで様々なデニム遍歴があります。
私が人生で一番最初にハマったデニムと言いますと、テーパード・シルエットのリーバイス505です。
いわゆるストレートのデニムなのですが、テーパード・シルエットで、裾に向かって細くなっていくため、その美しいシルエットの虜になりました。
もう、何本も履き潰しましたね。

ある程度、収入にゆとりが出て来ましたら、ディオールやドルチェ&ガッパーナなどのハイブランドのデニムを、よく履くようになりました。
デザイン性が高く、履き心地も良かったのですが、高価だったので、履き潰した際の、精神的ダメージが多きかったです。

そして、10年ほど前から愛用しているのが、LEEのブラックスキニーです。
ライダースジャケットが大好きで、ブラックスキニーと相性が良いと思い立ったことが契機です。

その出会いは、何も変哲もないショッピング・モールのジーンズ売り場で、『ブラックスキニー下さい』とお店の方に言いましたら、何本か持って来たうちの1本が、LEEのブラックスキニーでした。

決めては、私の体型に合っていて、裾を直す必要が全くなかったことです。
そして、履き心地も良く、スキニーのストレッチも柔らかくて気に入りました。

それから、もう何本も履き潰しました。
大体、10ヶ月に1本のペースで履き潰していると思います。

最初は、店で試着してから買い替えていましたが、いつも同じサイズと同じシルエットなので、そのうちネット通販で買うようになりました。

2013年にLEE JAPANをライセンス製造しているエドウィンが、倒産の危機に瀕した時は焦りましたが、現在もLEEのブラックスキニーを製造し続けて安心しています。

上の写真の向かって左が履き潰したデニムで、バックポケットが破れ、ベルトのループも外れています。
向かって右は新品のデニムです。

新旧どちらも、LEEのデニムの目印であるバックポケットの、"〜"状のステッチが分かると思います。
このステッチも、ソフトな印象で気に入っています。

The Whoの"マジック・バス"は、"魔法のグルーヴ”な曲です

Magic Bus

私は、The Whoのマニアですが、長年聴いていますと、その日によって気分が乗らない曲があります。
そんな私が長期的に聴いた中で、どんな時でも好きになれる曲が"Magic Bus" です。

一聴しますと、単調なリズムの曲ですが、ハマると病み付きになる曲です。
なぜならば、The Whoのリズムのグルーヴが凝縮された曲だからです。
あまりに単調なリズムなので、最初は私も好きになれなかったのですが、何度も聴くうちに病み付きになって行きました。

そのサウンドの要は、クラベスという2本のウッド・ブロックを叩いて奏でられたリズムと、ゴリゴリのベースのサウンドです。
ギターの音色は、初期のThe Whoにしては、珍しくアコースティック・ギターが響き、あくまでクラベスとベースのリズムに主眼が置かれています。

ロジャー・ダルトリーのボーカルは、独特の節回しで歌っていて、タイトル通り”魔法なグルーヴ”を持つ曲となっています。


サウンド全体がアコースティックなので、ちょっとエレクトリックなサウンドが聴きたくない気分の日も、そのグルーヴに夢中になってしまいます。

そしてライブでは、その独自のグルーヴで、数々の"魔法"を引き起こしていました。



ライブでは、長尺演奏となり、ロジャー・ダルトリーのブルース・ハープが魅力でした。
スタジオ盤でも、ライブでも、The Whoのファンなら、大好きな1曲となるでしょう!

Magic Bus
Who
Mca Import
1990-10-25

朝は、お洒落に余念がありません

kesiki

14日は、朝5:35に起床しました。
起きて、すぐに外出しましたら、上の写真のような光景が広がっていました。
本当に、早朝の車も人も居ない景色はシュールです。

しかしながら、大分、早朝の時間は暗くなって来たように感じます。

朝は毎日、シャワーを浴び、髪をバッチリとセットしたり、シャツにアイロンをかけるなど、お洒落に余念がありません。

秋の装い

Liberty

9月の半ばが近づき、朝はすっかり秋の空気となりました。
13日の朝は、最低気温が14℃になりましたので、襟なしライダースを引っ張り出して外出しました。

特に私は、1日の中で、最も気温が低い時間に行動しますからね。
袖からは、ダブルカフスで仕立てたLibertyプリントのシャツが見えています。
ボトムスはLeeのブラックスキニーで、靴はジョージコッックスを履いています。

美術館のレストラン

東京都美術館

最近、美術館のレストランが集客ビジネスにおいて重要だと痛感しています。
近頃はSNSの影響で、美術館の来場者は、以前よりも増えたように感じています。

美術館に行っても、ディズニーランドのような長蛇の列が続き、入場まで1時間や2時間待ちとなります。
そうなりますと、諦めて『腹が減ったので、食事だけでもして帰ろうかな?』と思う方も居るでしょう。
少なくとも、私は、そう思ってしまいます。

美術館のレストランについて調べますと、色々と面白いことに気付きました。
特に上野の美術館にあるレストランは、精養軒の支店が多いと勘付きました。
しかも、同じ精養軒の支店なのに、値段の設定が違うのです。
やはり、値段設定については、庶民のソウルフードであるカレーライスが基準になると思います。

まずは、東京都美術館の"レストラン・ミューズ"はポーク・カレーライスの値段は¥1,000です。
同じく、上野にある国立西洋美術館の"レストランすいれん"のビーフ・カレーライスは¥1,280です。
う〜ん、これはポークとビーフの違いなのでしょうか?

美術館ではないのですが、国立西洋美術館の筋向かいにある東京文化会館の"レストラン・フォレスティーユ"のポークカツカレーライスは¥1,450 です。
やはり同じ精養軒の支店なのですが、カツカレーになって値段はぐっと上がります。

同じ上野エリアで精養軒支店のレストランで、カレーのメニューは、東京都美術館ポーク・カレーライス、国立西洋美術館ビーフ・カレーライス、東京文化会館ポークカツカレーライスと、各施設で1品と要領よく散らしています。

この3軒のカレーライスを食べ歩こうかと思いましたが、ちょっとカレー3杯はキツいですね。
ルーの味など、違うのでしょうか?

これらのメニューは、美術館のホームページで、全メニューが公開されています。
上野精養軒、商売が上手いですね。

ポール・マッカートニー、"エジプト・ステーション"の感想

Egypt Station

ポール・マッカートニーと言いますと、まさに"超"が付く程の天才ロック・ミュージシャンです。
特に、ずば抜けている才能は、ソングライティングで、『世界で最も商業的に成功した作曲家』としてギネスブックに登録されている程です。

あとは、楽器の演奏において、マルチ・プレイヤーであることです。
本職のベースは、その奏法において革命的を起こした、名ベース・プレイヤーです。
他にエレクトリック・ギター、アコースティック・ギター、ピアノ、ドラムまでも独自の個性で演奏してしまいます。
時には、シーケンサーまで使って、EDMのような曲をレコーディングしてしまいます。

前置きが長くなりましたが、9月7日にポール・マッカトニーの新しいアルバム、"Egypt Station"がリリースされました。
プロデューサーのグレッグ・カースティンと2人でレコーディングされ、マルチ・プレイヤーのポールが殆ど全ての楽器を演奏して録音されています。

一聴して感じたことは、まずはコンセプト・アルバムであることです。
前作"New"は、曲毎にプロデューサーや参加ミュージシャンを変えて、ストリーミング時代を意識して、曲順をシャッフルしても大丈夫な、まさに"新時代"のアルバムでした。

しかし、"Egypt Station"はアルバムを通して聴いて味わうアルバムとなっています。
その背景は、ヴァイナルが世界的に流行して、音楽がアナログ回帰していることにあるでしょう。
今回は、ポールの手による豪華なアートワークが楽しめて、ヴァイナルを意識していることが伺えます。

サウンド的には、プロデューサーのグレッグ・カースティンと、凄く相性が良いことを感じました。
アデルの名盤、"25"もプロデュースした、私もお気に入りのプロデューサーです。

特筆すべきは、エレクトリック・ギターのサウンドの美しさです。
フィードバックさせたり、録音したギターを逆再生させる得意技を披露したり、凝っていることです。
ポールのエレクトリック・ギターの音色も、個性的で、なかなか良いものです。

サウンドも、アート・ワークも、ヴァイナルが似合うアルバムかと思います。

Egypt Station (+ 2 Bonus Tracks)
Paul McCartney
Capitol
2018-09-07

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