★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

2019年03月

『ラファエル前派の軌跡展』を観に行きました

ラファエル前派

私の絵画の作風から、想像も付かないかと思いますが、私はラファエル前派の作品が大好きです。

そんな私が、待ちに待った『ラファエル前派の軌跡展』を観に行きました。
ターナー、ロセッティ、そしてウイリアム・モリスの世界を堪能しました。
気分は、19世紀末のイギリスにタイムスリップしたかのようです。

この展示で、ラファエル前派のルーツが、淡い色彩のターナーの絵画であることを知りました。
そして、ラスキンという方が、ラファエル前派の後援者であったことも知りました。

ラファエル前派は、作品に神秘的なストーリー性がある所が魅力です。
まるで、絵本のように作品から物語が浮かび上がって来ます。

そして、ラファエル前派には、フィクションだけでなく、ノンフィクションのストーリーもありました。
ロセッティは、作品のモデルのために、ジェーンという女性をスカウトしましたが、ジェーンが結婚したのは、仲間のウィリアム・モリスでした。

しかし、モリスと結婚したジェーンは、職人肌のモリスに不満を抱き、ロセッティの作品のモデルを続けました。
まるで、メロドラマのような三角関係のストーリーです。

上の写真で描かれている女性は、ロセッティが描いたジェーン・モリスの肖像です。

どこか閃きのようなもの

Liberty

最近は、穏やかに過ごしている私です。
それは、年齢を重ねて、様々な知恵が身に付いたからだと思います。

不思議と、音楽やファッション動向も、直感が働くようになって来ました。
長年、音楽やファッションの最新動向をチェックして来たからでしょう。

それは、決して絶対的な自信から由来するものではなく、どこか閃きのようなものでピンと来るのです。



寒い朝に走らせました

Jaguar XK

早起きなので、一番寒い寒い時間帯に行動する私です。
18日の朝は、氷点下3℃でした。

そんな寒い朝に、Jaguar XKを走らせました。
シートヒーターとハンドルヒーターが、有り難かったです。
もちろん、タイヤはスタッドレスタイヤです。

ルーフには、下の写真のように霜が張っていました。

Jaguar XK

物凄い声のボーカルと、卓越した演奏技術で驚き!

Truth

17日は、朝からiPod全曲をシャッフルして聴いていました。
何しろ、ロックを中心に膨大な曲が収録している私のiPodです。
しばらく聴いていない曲や、忘れかけていた曲も、突然再生されます。

大分経ってから、物凄い声のボーカルと、卓越した演奏技術の曲が再生されて、慌てて誰の曲か、確認しに行きました。

それは、第1期ジェフ・ベック・グループの演奏とボーカルでした。
物凄い声ボーカルは、ロッド・スチュワートで、卓越したその演奏はジェフ・ベックのギターにロン・ウッドのベースです。

第1期のジェフ・ベック・グループのメンバー構成は凄いです。
ヤードバーズを脱退した直後のジェフ・ベックに、無名時代のロッド・スチュアートとロン・ウッドです。
悪い筈がありません。
しばらく聴いていませんでしたが、ロック・マニアの私が聴いて、眼から鱗の絶品の演奏で、改めて凄いバンドだったのだと再認識致しました。

メンバーだけ見ますと、現代ではスーパー・グループのように感じますが、当時名が知れいたのミュージシャンは、ジェフ・ベックだけで、前述の通り、ロッド・スチュアートとロン・ウッドは無名でした。
ジェフ・ベックは、よくぞ、この2人の才能を見抜き、引っ張って来たことと、関心しきりです。

ロッド・スチュアートのボーカルは、後の典型的ロック・スター然としたスタイルはなく、あくまでリーダーのジェフ・ベックのボーカルの引き立て役に徹していることが微笑ましいです。

ジェフ・ベックは、ただのギタリストではなくて、プロデューサー気質と先見性がある音楽家なのだと再認識しました。
近年、様々な第1期ジェフ・ベック・グループの音源が再発掘されており、私も再び研究し直してみたいと思った次第です。



Truth
Jeff Beck
EMI Europe Generic
2010-05-28

もはや、古いタクシー車両レベルの境地!

MGF

久々のMGFです。
今年で車齢23年になりました。
写真は昨年夏のものです。

現在、12ヶ月点検に入っています。
走行距離は9万8千キロに突入しています。

ここまで行きますと、どこまで修理したら良いか分からないです。
とりあえず、ファンベルトの修理とサスペンションの調整、破れたシートカバーの修理、カーステレオのスピーカーの修理をお願い致しました。

欲を言いますと、もっと修理したい箇所がありますが、とりあえず痛みが酷い部分だけ修理してもらうことにしました。
修理しても、あと何年乗れるのか分からないからです。

走行距離は、間もなく10万キロになりますし、特殊な車なので整備出来る工場も限られます。
工場に出しても、MGFの事を分かるのは、もはや工場長しか居ません。
しかし、工場長が定年退職してしまったら、その後のMGFの命運が変わってしまいます。

唯一の望みは、横浜の港北区にMGF専門の整備工場があることでしょうか?

1996年式の車ですが、現代の車と変わらない装備にするために、ETCとカーナビ、Bluetoothトランスミッターを装着しています。
しかし、カーナビは最新の地図データでも2013年のものになってしまいました。

カーナビも交換しようかと思いましたが、カーナビよりも車の方が早く壊れそうなので、一応、見送りました。
大丈夫そうならば、交換しようかと思っています。

タクシーは3ヶ月点検が推奨され、車検は1年単位と義務づけられています。
なので、ここまで古い車に関しては3ヶ月単位で考えてみるのも方法です。
カーナビに関しましては、12ヶ月点検から戻って、3ヶ月経ったら、考えてみようかと思っています。

MGFは、もはや古いタクシー車両レベルの境地に入ったと思います。
インテリアのヤレ具合や、現代仕様にするための車内の配線が、まるで古いタクシーのようです。

MGF

ピート・タウンゼントのハリントンジャケットの着こなし

Kids Are Alright

この春、流行のジャケットは、ハリントンジャケットです。
ファッション誌が、こぞって特集を組んでいます。

ハリントンジャケットとは何ぞやと思う方も居ると思う方も居ると思いますが、昔の日本で言う”ゴルフ用のジャンパー”のことです。
G9ジャケットとも言います。

モッズ・ファッションでは定番アイテムでしたが、あまりに素朴なデザインのため、着こなしを、一歩間違えると野暮ったくなるアイテムでもあると思います。

なので、オシャレの上級者向けのジャケットであると、個人的には思っています。

そんなハリントンジャケットですが、The Whoのギター、ピート・タウンゼントは、ライブでブラウンのハリントンジャケットを、とってもオシャレに着こなしています。
サイズが細身の物を着ていますが、ジャケットのウェストのボタンだけ閉めて、スマートな印象を与えています。
そして、細身な印象のトップスとは対照的に、ワイドな白のパンツを履いて、Aラインのシルエットを作り、バランスを取っています。

ピートのハリトンジャケットは、デザインが凝っているので、どこかのデザイナー物のブランド物なのでしょう。
ちなみに、ハリントンジャケットで、最も有名なブランドはバラクータというブランドです。

下の動画のピート・タウンゼントのステージ衣装は、今季的には、かなりオシャレかと思います。



キッズ・アー・オールライト [DVD]
ザ・フー
ユニバーサル インターナショナル
2008-11-12

あっちゃんはファンクの女王!

Cat

あっちゃんです。
あっちゃんはね、会いに行けるアイドルを目指して、歌やダンスのレッスンしているの。

あっちゃんは、音楽が大好きです。
先日、ガチャガチャと聴き慣れない音楽が聴こえて来ましたので、音が鳴る場所まで行ってみました。

そしたらね、小粋な音楽に思わず小躍りしてしまいました。
ミーターズっていうグループの音楽らしいの。

あっちゃんはね、アイドルも良いと思っていましたけど、ファンクの女王も良いと思ったの。
三毛の衣装で踊って、フロアを釘付けにさせたいと思うわ。


雪でも快適!

Discovery Sport

14日は、春のドカ雪が降りました。
車は上の写真の通り、雪だるま状になってしまいました。

しかしながら、雪には慣れている私です。
モッズコートをフードまで被り、スノーブラシで数分で雪を降ろしました。

Discovery Sport

Discovery Sportの走行モードを、雪モードにしますと、雪をしっかりグリップしてくれるだけでなく、振動も吸収してくれて、雪でも安全で快適なドライブを楽しめます。

全ては手馴れた作業です。
でも、油断は大敵です。

ブレグジットの重大な局面!

Who's Last

ブレグジットの問題で、イギリスのメイ首相が、厳しい局面に立たさています。
ここまでブレグジットの問題を、イギリス下院でこじらせた原因は、「バックストップ」の問題です。

イギリスは島国ですが陸地に国境が、1ヶ所あります。
それは、北アイルランドとアイルランドの国境です。

イギリスの正式な国名は、『グレートブリテン及び北アイルランド連合王国』と言います。
なぜ、そのような国名になったのかと言いますと、長い歴史の問題があります。

その昔、イギリスはグレートブリテン島とアイルランド島の、2つの島で構成されていました。
しかし、アイルランドの民族運動と独立戦争が勃発し、1920年にアイルランド島は南北に分けられました。

アイルランドの北部はイギリス領として保持され、南部はアイルランド国が独立しました。
長い時代を経て、イギリスもアイルランドもEU加盟国となります。
どちらもEU加盟国なので、アイルランドと北アイルランドの往来は関税なしで、自由となりました。

しかし、ブレグジットで問題になるのは、EU加盟国のアイルランドと、EUから離脱したイギリスの北アイルランドの国境の往来です。

EUは、その問題を、これまで通の関税がないように、バックストップ 'backstop' 提案としてイギリスに提案し、メイ首相と離脱協定を結びました。

その協定のために、イギリス下院で揉めているのです。
バックストップを含めたメイ首相のEU離脱協定案に対し、お膝元の与党保守党の議員からも造反が出ているのです。

確かに、そうなりますとイギリス国内で、北アイルランドだけ浮いた存在になってしまいます。
北アイルランドから、グレートブリテン島に物流を行う場合、同じ国なのに関税が必要になってしまいます。
北アイルランドはEUの基準となり、グレートブリテン島はイギリスの基準になってしまうからです。

それでは、中国のように、一国二制度になってしまいます。
『北アイルランドは、イギリスの香港か?』みたいなニュアンスです。
確かに、それは与党から造反議員が出て来ても、おかしくないです。

イギリスのEU離脱の期限である3月29日まで、約2週間。
このままでは、イギリスは合意なき離脱に至ってしまう、重大な局面に立たされています。

Who's Last
Who
Mca
1999-03-20

災害は情報収集が重要です

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3月11日で、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)から8年が経ちました。

当日は、強い揺れと、これまであり得ない程の長い時間の揺れだったので、ただ事ではないと感じていました。
私は雑学として、本で地震の揺れは30秒以内で収まると読んでいたのですが、30秒どころではない長い時間で揺れていて、史上稀にみる大地震であることを、揺れている最中に悟りました。

ただならぬ地震の揺れの最中は、どこが震源であるのか分からないので、青森県の東通原発のことを、心配していました。
そして、停電が起こりました。

停電で、地震の被害について、何が起こっているのか、分かりませんでしたが、携帯電話のワンセグで津波の注意報が発令されたことを把握しましたが、その後に間髪を入れずに津波が沿岸部に押し寄せたことを知りました。
やがて、auの携帯電話の電波も通じなくなりました。
もちろん、停電しているので、Wi-Fiも通じません。

何が起こっているのか分からず、家にあったラジオのみが情報源でした。
ラジオからは、信じ難い津波の情報が延々と続きました

少し経って、気が付いたことは、たまたま偶然に、2011年の1月にSoftBankで契約したiPhone 4が微弱な電波を拾っていたことです。
当時のiPhone 4でTwitterを見て、事の重大さを、さらに痛感しました。
しかし、長時間の停電の中なので、iPhone 4の電源を切ったり入れたりして、電池を温存させました。

また、停電の中、カーナビのワンセグが観れることにも気が付きました。

その後、電気が通じたのは、翌3月12日の16時でした。
食い入るように見詰めたテレビでは、被害を受けた原発は、青森県の東通原発ではなく、福島第一原発であることも、分かりました。

とにかく、情報がないことが不安に繋がりました。
東日本大震災の最中では、何が起こっているのか分からないことが実情でした。

その後、約1ヶ月後の4月8日の大きな余震では、今度はSoftBankの電波が通じなくなり、auの電波が通じていました。

東日本大震災の教訓で、現在でも携帯電話のキャリアは、auとSoftBankと2社に契約しています。

実際に、後に台風で片方のキャリアの電波が通じないこともありましたので、良かったと思っています。
通信は複数のキャリアの電波を使用して、リスクを分散させることが重要であると思っています。

Free Wi-Fiも有効かと思いますが、全域が完全に停電してしまっては、自家発電がなければFree Wi-Fiも使用不能だと思います。
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