2020年03月
3月11日に、世界中のファンが見ている The Whoの公式Facebookページのトップファンとなり、バッジを取得出来ました。
凄く嬉しいです。
それから18日経った今でも、The Whoの公式Facebookページのトップファンの一覧に、私の名前が掲載されています。
しかし、日本には私よりもThe Whoに詳しい諸氏がいらっしゃるので、『私で良いのか?』と恐縮ばかりしてしまいます。
今でも、The Whoの全てのオリジナル・アルバムを、ヴァイナルやCDを複数枚所持し、ダウンロードも揃え、ストリーミングでもフォローしています。
曲を聴きますと、どんなマニアックな曲でも、『あのアルバムの何曲目に収録されていて…』と答えられます。
しかしながら、それはファンの最低限の基本だと思います。
19歳の時に、初めて"My Generation"を聴いて、スピーカーの前で、『何だ、このベースソロは!、何だこの曲は!、何だこのバンドは!』という興奮は、今でも忘れられない強烈な記憶となっています。
3月28
28日は、ピンク・フロイドの"Atom Heart Mother"を聴きました。
タイトル曲の、"Atom Heart Mother"は私にとって思い出の曲です。
高校卒業間近の春に中古盤を聴いて、その先に控えている次の人生のステップに、期待と不安を入り混ぜながら、聴き込んだものです。
実際に、曲調も不安感と期待感が入り交じった曲調で終盤はドラマチックに終わります。
ボーカルはなく、全編20分以上のロックとしては超大作の1曲です。
ほぼ現代音楽に分類されるかと思いますが、リリース当時は、プログレシッブ・ロックと名付けられました。
それまで、サイケデリックな音楽が売りだったピンク・フロイドが、プログレシッブ・ロックというジャンル分けをされてしまったことが本意であるかどうかは、不明です。
その後、"Atom Heart Mother"を聴き込んだ後の私の人生は、波乱に満ちていました。
何と、プログレシッブ・ロックとは真逆のパンク・ロックに夢中になっていました。
その結果、セックス・ピストルズとピンク・フロイドを両方聴くようになりました。
実際に、どちらも素晴らしいバンドだと思います。
現在は、そんな事を思い出しながら、しみじみと"Atom Heart Mother"に聴き入っています。
The Whoのロジャー・ダルトリーの歌声は大好きです。
'60年代のロジャーのボーカルは、試行錯誤していたと言われますが、そんな'60年代のロジャーのボーカルも大好きです。
その若干ハスキーな歌声は、不思議な魅力があります。
'60年代の活動初期から、ロジャーのボーカルはカリスマ性があったと思います。
よく聴きますと、カヴァーでは非常に丁寧に歌っています。
オリジナルでも、曲調によって歌い方を変え、ソングライター・ギタリストのピート・タウンゼントの曲の魅力を最大限に発揮させています。
また、'70年代にロックが爆音の時代につれて、ロック・ボーカリストは金切り声を上げるようになりましたが、ロジャーはピッチを上げずに、シャウトすることで他のバンドのボーカリストとは違うアプローチを実践しました。
実際、ロジャーの歌声は喋った時と全く声質で、本当に地声で勝負した方なのだと思います。
近年のロジャーのボーカルは、黒人ブルース・シンガーのようにボーカルにスタイルを変えて、さらにアーティスト性が強まったと思います。
また、The Whoのライブではピート・タウンゼントがジャンプしたり、ギターを破壊したり危険な行為に及んでも、サッと身をかわし、マイクをコードでブン回して存在感をアピールする度胸が素晴らしいです。
YouTubeは1967年のThe Whoのシングル、"I Can See For Miles"です。
バンドの演奏は、それなりに強めサウンドですが、ロジャーのボーカルは、何事もなかったかのようにファ二ーでポップに歌い上げています。
3月26
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