20日は、ポール・ウェラーの"Saturns Pattern"を聴きました。
2015年のアルバムで、リリース当初は、どこか仰々しく感じましたが、5年経って聴きますとモダンなサウンドのロック・アルバムに感じました。
ポール・ウェラーは元から、どこか懐かしさを感じさせる、古風なサウンドアルバムをリリースすることが多かったのですが、2010年代は、突如としてモダンな"今風"のサウンドのアルバムをリリースするようになりました。
ファンとしましては、ちょっと困惑しましたが、時が経過しますと、ポール・ウェラーが何を訴えかけようとしたのか、分るようになりました。
2010年代のポール・ウェラーのアルバムだと、2012年の"Sonik Kicks"が有名ですが、私の好みでは"Saturns Pattern"の方が好きです。
ポール・ウェラーの、古風な志向の作風と、目一杯に現代的なサウンド作りが絶妙にブレンドされています。
本当に、ポール・ウェラーは天才的なミュージシャンだと思います。