2020年10月
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マイルズ・ケインの大ファンの私です。
マイルズがバンドのメンバーとなった、The Jaded Hearts Club (ザ・ジェイディド・ハーツ・クラブ)の待望のアルバム"You've Always Been Here" を聴き込みました。
バンドの名前の通り、初期のビートルズを連想させるカヴァー・バンドです。
そして、集まったメンバーが凄いです。
"You've Always Been Here" は、ザ・ズートンズのショーン・ペインがドラマーですが、他のメンバーが、マイルズをはじめ全員ギタリスト出身です。
ニック・セスター、マシュー・ベラミー、グレアム・コクソン、ジェイミー・デイヴィスは、それぞれ個々の活動ではギターを抱えてプレイします。
しかし、個性的なギターを弾くマイルズと、リズム・ギタリストのニック・セスターはボーカリストとしてThe Jaded Hearts Clubで歌っています。
マシュー・ベラミーも、なかなか良いギタリストですが、マシュー・ベラミーがギターを弾きますと、途端にミューズになってしまいますので、ベースを弾いているは賢明だと思います。
集まったメンバーの中で、最もギタリストとしてのイメージが強いグレアム・コクソンが、リード・ギターを弾いているのは納得が行きます。
バンドのサウンドで驚きましたのは、マシュー・ベラミーの爆音ベースの音色です。
ミューズで聴かせるあのギターの音が、そのままベースの音色になっているのです。
The Jaded Hearts Clubは、主にモータウンのカヴァーを取り上げていますが、私が気に入りましたのは、ガレージ・バンドであるソニックスのカヴァー、"Have Love Will Travel"です。
マイルズがボーカルを取っています。
これぞ爆音です!
ふと思い立って、1964年の映画、『愛と死をみつめて』を観ましたら、感動しました。
ストーリーとしましては、病気で顔の半分を手術して失ってしまう女子大生と、彼女を支える恋人の物語です。
主演は吉永小百合さんですが、当時19歳だったにも拘らず、女優として既に演技が大成していたことに驚きました。
主人公の父親役が笠智衆さんで、病気の娘を影で悲しむ、いぶし銀の様な演技を見せています。
病院の別病棟に入院している、やつれた中年の病人役が宇野重吉さんで、迫真の演技を見せてくれます。
本当に、昔の日本映画は趣があって良いと思いました。
何よりも、『愛と死をみつめて』は名優揃いで、演技の軽さが全くないと思いました。
加えまして、この物語が実話であることも、感動してしまいます。
10月23
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