
ここ2〜3日、ポール・ウェラーのベスト盤、"Hit Parade" にハマっています。
ボックスセットもあるのですが、私はCD1枚のバージョンを聴いています。
CDの枚数が多いとベスト盤にならないですからね。
この"Hit Parade" の特徴は、ポール・ウェラーのザ・ジャム時代、スタイル・カウンシル時代、ソロ時代と全てのキャリアの名曲が収められています。
特に全23曲のうち、冒頭の13曲がアップ・テンポの曲が連続し、圧倒されます。
残り8曲がスロー・テンポからミドル・テンポで、最後の3曲がアップ・テンポの曲で締めくくられる構成になっています。
ファンとして嬉しいのは、全キャリアを通して同じ音質と、同じ音量で収録されて、自然に聴き通せることです。
23曲、通して聴きますと、とにかく圧巻の一言です。
ソウル・ミュージックに造詣が深いポール・ウェラーですが、根っこはロックな方なのだと納得させられます。
ロック・レジェンドという言葉は、私は好きではないのですが、ポール・ウェラーは紛れもないロック・レジェンドであることを納得させられるベスト盤になっています。