2021年05月
5月31

ポール・ウェラーの"Fat Pop"を聴き込みました。
最初に聴いた時は、ポール・ウェラーお得意の、アーシーなソウル・ミュージック中心のアルバムに聴こえました。
しかし"Fat Pop"は、これまでのポール・ウェラーのアルバムにありそうで、なかった1枚に仕上がっているのです。
曲調は、これまでのポール・ウェラーのソングライティングの経験を、詰め込んだ印象です。
以前、クラウト・ロックに傾倒した2010年代のポール・ウェラーのアルバムと違い、過剰なサウンドメイキングが、ないことも好感を持てました。
何よりも、前作の"On Sunset"は2020年6月12日のリリースで、"Fat Pop"は2021年5月14日という、異例のリリースの速さで、どちらもUKアルバムチャート1位であったことに、ただ驚きです。
個人的に好きな曲は、"Shades of Blue"です。
モデルと音楽活動を行なっているポール・ウェラーの娘さんである、リアさんとの共演です。
リアさんは、最初は母親のD.C.リーさんと似ているのかと思いましたが、最近はポール・ウェラーの方に似ているのではないかと思ってしまいます。
5月28

私は、このBlogを始めた2007年4月から、体重が殆ど変わっていません。
もちろん、多少の体重の増減は、ありますが…。
今年の正月にスパークリング・ワインにハマりましたら、体重が約1.5kg増えてしまいました。
普段からワインが好きだったのに、なぜ体重が増えたのか、謎でした。
何故かと思って調べましたら、スパークリング・ワインはビール以上に高カロリーであることが判明!
その後は、スパークリング・ワインはキッパリ辞めました。
そして、少しずつ半年近くかけて、元の体重に戻しました。
以前からやっていましたが、野菜と蛋白質中心の食事に加え、重いラバーソールを履いて、歩くことも効きました。
ラバーソールは、健康に良いと感じた次第です。
5月27

26日は、はっぴいえんどを聴きました。
私は、普段はUKやUSのロックを聴きますので、ロックのリズムの中から、日本語が聴こえて来ますと違和感を感じる方です。
日本語の言語としてのリズムは、英語と比して、抑揚が少なくて、のっぺりしています。
英語はリスニングしているだけ、ラップのような、リズムがあります。
そんな訳で、ロックのリズムには、やはり英語の響きが、抜群に合うと私は感じます。
ロックと日本語の問題は、昔から賛否両論の議論があります。
その議論が最も激しかった時代に活動したバンドが、はっぴいえんどです。
その歌詞を書いたのが、バンドのドラマーである松本隆さんです。
松本隆さんは、作詞家のイメージが強いのですが、実はドラマーなのです。
バンドのサウンドは、当時のThe Band風のリズムに、うまい具合に日本語を乗せています。
しかも歌詞には、一切、英語を使っていません。
松本隆さんの歌詞は秀逸で、聴いているだけで、昭和30年代の日本の景色が見えて来るから、不思議です。
これは余談ですが、人から『邦楽は聴かないのですか?』と聞かれた時に、『はっぴいえんど、聴きます』と答えますと、皆さんに『知らない』と言われます。
皆さん、私に何と答えて欲しかったのか気になります。
5月25

Wingsの"Red Rose Speedway"を久しぶりに聴きました。
まずは、この時期のポール・マッカートニーのボーカルが、神がかっています。
Wingsは同じ1973年に、"Band On The Run"をリリースしているだけあって、この年Wingsが破竹の勢いの勢いであったことが伺えます。
"Red Rose Speedway"は、"Band On The Run"ほど評価されていませんが、ポールの美しいメロディーに満ち溢れていると思います。
見落とされがちなことは、リンダさんと相棒であるデニー・レインのコーラスのハモリも、Wingsのサウンドを担っています。
代表的な収録曲である"My Love"のレコーディングは、Wingsとオーケストラのライブ一発録りだったことも、ライブにこだわるポールらしいエピソードです。
個人的には、この"Red Rose Speedway"のジャケットも私の好みです。
ジャケット写真のポールのヘアスタイルが格好良いです。
5月23
5月22
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