2023年12月
12月31

毎年年末、このBlogで書いている『今年良かったアルバム』のシリーズです。
これは、ロック・マニアである私の審美眼で、音楽評論家に対し、殴り込みを挑む企画です。
2023年も、さまざまなアルバムを聴きましたが、1枚選ぶのは断腸の思いです。
しかし、チョイスした1枚は、私の愛するUKロックではありません。
オリヴィア・ロドリゴの、"Guts"です。
なぜ、この1枚をチョイスしたかと言いますと、初めて聴いた時のインパクトが、爆弾のように驚いたからです。
特に冒頭の2曲は、インパクト抜群です。
アルバム全体は、ポップな今風のSSWのように聴こえます。
しかし、曲によっては部分的に、USオルタナのようなヘヴィーなサウンドが散りばめられているのです。
1曲目のタイトルも、"all‐american bitch"という驚くような言葉を使用しています。
本当に、ロックなタイトルです。
私が関心しましたのは、'90年代から続く、USオルタナのサウンドを部分的な引用をしている事です。
USオルタナが、もはや、ポップなサウンドへの引用の対象になった時代に、感慨を覚えます。
12月29
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12月24

最近、私はシャーラタンズ(The Charlatans)を再評価しています。
シャーラタンズは、'90年にファースト・アルバムをリリースし、現在まで活動するUKロックのバンドです。
その全盛期は'90年代の約10年間ですが、別に私は懐メロが好きという観点ではなく、今まさに私がシャーラタンズが好きになっているのです。
'90年代、私もシャーラタンズを聴いていましたが、『好きでも嫌いでもない』というスタンスでした。
当然、代表的な曲も知っていましたが、それほど夢中になる訳ではなかったです。
しかし最近、Spotifyで様々なアーティストをシャッフルさせて、聴いていた時、凄くグルーヴが格好いい曲が、かかって来ました。
しかも、その曲は知っている曲で、シャーラタンズの曲だったのです。
何の事はないです。
'90年代、私は若過ぎて、シャーラタンズの独自のグルーヴを理解出来なかったのです。
それから、真剣になってシャーラタンズの曲やアルバムを聴くようになりました。
また、シャーラタンズが、'90年にファースト・アルバムをリリースして、2023年の現在まで33年も活動を続けている事も、評価しています。
途中でキーボード奏者やドラマーが他界するなど、苦難を乗り越えて、現在もライブで活動しているのは、一筋縄には行かないと思っています。
12月23
12月22
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