JAY-Zの新しいアルバム“アメリカン・ギャングスタ”を聴きました。今回は初のコンセプト・アルバムで、まるでハリウッドの映画を観ている感覚でした。まさにドラマチックです。一番驚かされるのはリリースのタイミングで、前作との間に約1年のブランクしかありません。これはレコーディングが順調な証拠です。JAY-Z普段はレーベルだけでなく、アパレルブランド、映画制作会社の経営をする、社長業をこなしています。(年商8300万ドルらしいです)社長さんとして、経営に携わりながら新しいアルバムをレコーディングする事そのものが、尊敬に値します。まだ聴き込んでいませんが、以前の名作“ブループリント”、“ブラックアルバム”にひけをとらない出来映えに感じます。前作、“キングダム・カム”がイマイチでがっかりしていましたが、久々に元気なJAY-Zをみたような気がします。ここ1〜2年のヒップホップ不振に対し、社長さん自らが、一石を投じる事になるのか楽しみです。
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