バレンタインの日に、次回作のエスキースが完成しました。今回は、構想が難渋しましたが、何とか形になりました。『絵画を用いたポエム』シリーズで構想を描きました。大きく描かれた女の子の横ではミサイルが派手に発射されています。頭上には、重そうなハマーの写真がコラージュされています。コラージュに関しては、画面の質感の意外性を求める目的でやってみました。あえて、空飛ぶミサイルを画面の下に配し、重量感あるハマーを頭上に持っていきました。この絵の構想は、この前、大阪へ行った帰りに、関空に向かう電車の中でまとめました。そして、この絵を『パーティーの前日に…』という題名にしました。パーティーの前日は、翌日のパーティーの期待に思いをはせるものです。その期待感を絵画で表現しようと思ったのです。あり得ない事が、あり得るパーティーの弾けた期待感を何とか表現しようと思った結果、こうなりました。この日は、バレンタインの日だったので、達成感と相まって華やかな気分になりました。教室の大宮政郎先生にも『いいんじゃない?』と言って下さったので、ほっとしています。構想が固まったので、いよいよ制作に入っていきます。→続く

エスキースの段階では、コラージュが浮いてますが、これも着色して、馴染ませて違和感をなくす予定です。これからの新作の制作に対し、どことなく、武者震いのような感覚を覚えます。