21日は、アトリエ彩園子の日です。この日は私は早朝から作品制作に追われ、アトリエに到着した時点でぐったりしていました。この日は、大宮政郎先生は、いつになく饒舌で、上機嫌でした。ボクシング・ペインティング篠原有司男さんの事について熱く語っていました。日本のコンテンポラリー・アートのアーティストの中では、名が知られている篠原有司男さんと、大宮先生が、話をしている事に感動です。また、日本の芸術界が、アンデパンダンの熱気に沸き返っていた60年代の大宮先生の作品の写真を拝見させて頂きました。大宮先生と、ずっとマニックなアートの話をしていたので、他の教室の人と話が出来ない位でした。私は、大宮先生が、アンデパンダンの熱気の渦に巻き込まれていた事を羨ましく思います。私にとっては、アンデパンダンの熱気は、自分の体験してない古き良き時代のエネルギーを感じ、非常に興味を覚えるのです。大宮先生は、そんな時代の熱狂を伝える展覧会を企画している所です。それで、あらゆる当時の資料を集め、自分の古い作品を引っ張り出しているようです。私は、それをミーハーな期待感で見詰めています。→続く8be4d134.jpg
本日のアトリエ彩園子は、マニアックな内容過ぎて、結果的に大宮先生と私との座談会になってしまいました。教室の方々には申し訳なかったと思います。しかし、確実に私の芸術理論は大宮先生の影響を受け始めています。そう、私の作品の構想は、公募展の枠を外れ始めているのです。