盛岡市上ノ橋町のギャラリー彩園子IIで、『はまちひろの展覧会』が開催されています。はまちひろさんは、岩手大学大学院(美術科)の学生さんで古着屋さんのドンドンダウンオンウェンズデーでバイトしているそうです。展覧会で展示している作品は、絵画と、ドライポイントです。その作風は、無邪気で、かつ迫力を合わせ持っています。私の師匠、大宮政朗先生も、非常に感心していて、『近年にない』逸材であると述べていました。また、本人も気さくな方で、色々お話させて頂きました。『はま』さんなので、私が今、ハマーの写真をコラージュした作品を制作しているという、どうしようもない話にも付き合ってくれました。私が個展を開催した時は、作品を展示しっぱなしで、ギャラリーには時々しか顔を出しませんでしたが、はまちひろさんは、しっかりギャラリーに待機して、観に来た方々に色々説明していました。また、ドンドンダウンオンウェンズデーのチラシもギャラリーに置かれていた所も微笑ましかったです。『はまちひろの展覧会』は、3月8日まで、盛岡市上ノ橋町のギャラリー彩園子IIで開催され、3月10日22日まで、紺屋町の喫茶店、クラムボンで開催されます。
このように、無邪気な奴らが、びっしり描き込まれた作品です。その一つ一つが渾然一体となって、迫力ある画面になります。よく観ると、キュビズム風だったりします。
この作品では、牛が象徴的に描かれています。どことなくスペインっぽい乗りを感じます。この絵を観ていると、パエリアが食べたくなってきます。

