最近、もっぱら制作中にかけているのは、この“THE CLASH LIVE AT SHEA STADIUM”です。
私はライブ盤が大好きです。
それは、元来ロックのライブが好きなこともありますが、ライブ盤は人気がある曲がチョイスされているのと、モロにバンドの実力が分かるからです。
CDを買う時、棚にベスト盤とライブ盤が並んでいた場合、私は迷わずライブ盤を買います。
さて、“THE CLASH LIVE AT SHEA STADIUM”は、The Clashが、1982年のThe Whoのツアーのオープニングアクトとして出演したものです。
この時のThe Whoのツアーは、“解散ツアー”と銘打って膨大な量のチケットを売りまくったことが知られています。
(実際は、The Whoは、解散したようで、しなかった)
この10月13日のニューヨークのシェイスタジアムの公演は、その頂点でしょう。
このツアーのことを、The Whoのピート・タウンゼントは、『時にクラッシュは、ザ・フーより良い演奏をした』と証言しています。
この時のThe Whoのツアーは、ライブ盤“WHOS LAST'”として残っていますが、私はThe Clashの“THE CLASH LIVE AT SHEA STADIUM”の方が好きですね。
無類のThe Whoファンの私でさえ、そう思うのです。
かたや“解散”と銘打った斜陽バンドと、人気実力共に絶頂期のバンドと、比較するまでもありません。
一曲目のロンドン・コーリングの高速イントロから、ノックアウトされます。
多分、私がシェイスタジアムに居たら、『おおっ!』と大声を出していたでしょう。
とにかく、私はロックのライブで、一曲目のイントロが、“ジャーン”と、大音響で鳴った瞬間の興奮が大好きなのです。

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