私は雑誌を読むのが好きです。
読むのは、ファッション雑誌が多いですが、音楽雑誌も結構読んでいます。
そんな雑誌好きの私が読む雑誌の中でも、『美術手帳』は異色の雑誌です。
アート系の雑誌も色々ありますが、そのほとんどが鑑賞者向けの雑誌です。
しかし、『美術手帳』は制作者向けの色合いが強い雑誌です。
実は私は10代の時から『美術手帳』を読んでいたのですよ。
おかげで難解なアートの話も、結構分かるようになりました。
ちなみにきちんと定期購読して、隅々まで読んでいます。
雑誌をうまく読むコツは、雑誌そのものが広告媒体であることを念頭に置いて読むことです。
例えば、ファッション雑誌は、アパレル業界が広告費を払ってモデルさんにお洋服を着せることによって広告として成り立っています。
『美術手帳』も、私立の美術大学が広告費を払って雑誌に教員や大学院生を載せたりしています。
だから、雑誌の記事はテレビのCMを観るような気分で接すると、程良い距離感が保てます。
それで、読者は本当に自分が必要な記事の内容を取捨選択していけば良いと思います。
一番まずい事は、雑誌の内容をまるでバイブルの如く信じ込み、呑みにすることです。
きちんと現実と雑誌の内容を照らし合わせて分析すれば、楽しく雑誌を読めると思います。

私が雑誌好きなのは、無類の広告好きが講じた結果だと思います。
ちなみに私は、テレビは民放ばかりでNHKは、ほとんど見ません。

美術手帳8月号の表紙は、女優の香椎由宇さんです。オダギリジョーさんとの子供の育児が一段落し、芸能界に復帰したという所でしょうか?
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