最近また寒くなって、写真で着ている青いレザージャケットの出番が増えました。
この青いレザージャケットは、結構気に入っています。
こんなに長くて茶色い髪の毛してて、青いレザージャケットなぞ着ている輩は、ロクなこと喋らなそうです。
時々私に評論家であるかのごとく、色々難解なことを聞いてくる方が、いらしゃいますが、申し訳ないけど、私はこの見てくれ、そのままの人なので、あまり難しいことを聞かないでね。
レザージャケットが似合う音楽と言えば、ロックです。
近頃は、しばらく聴かなかったザ・フー(The Who)をまた聴いています。
このBlogを良く読む方は、私が無類のザ・フーのファンであることをご存知だと思いますが、実はザ・フーは、聴かない時は全く聴かなくて、過去には2年は聴かなかったこともあるくらいです。
時々、何気なく聴いてみると、ハマるという聴き方が、私のザ・フーとの距離感です。
'60年代中頃〜'70年代中頃が、ザ・フーの全盛期なので、さすがに、2010年の耳で聴くとアンティークなロックだと感じますが、それでも聴くとテンションが高くなります。
特に、ロックオペラ・トミー(1969年)を約1年半振りに聴いたのですが、まるで古着屋さんで'60年代の豪華なドレスを発見したかのような感銘を受けます。
See me
Feel me
Touch me
Heal me
ロックオペラ・トミーの歌詞の中で、私が好きなフレーズです。
『わたしを見て、感じて、触れて、癒して…』
シンプルなのだけれど、何か考えさせられるフレーズです。
“me”で、ちゃんと韻を踏んでますしね。
ひどく自己本位的かつ自己愛的なフレーズだと思いますが、とかく人間関係が希薄になった現代人には、どこか虚しく感じられます。