六本木の国立新美術館で開催中のオルセー美術館展2010「ポスト印象派」に行ってきました。
作品はゴッホ、ゴーギャン、セザンヌなど後期印象派、スーラ、シニャックらの新印象派が中心の絵画展でした。
全体的には、多彩な画風で印象派が現代美術に変化する貴重な瞬間を捉えた作品群となっております。
モネの日傘の婦人やゴッホの黄色い部屋の風景など有名な作品が多数ありますが、個人的に感銘を受けたのは、ルソーの『蛇使いの女』です。
どうやったら、あんな神秘的な作品が描けるのか不思議でなりません。
また、ゴーギャンの作品を観て、私が忘れかけていた記憶も蘇ってきました。
それは、私が14歳の時、ゴーギャンの作品を参考に絵を描いていたことです。
ゴーギャンは、何だかんだ言って、人物の描写力は高く、単純な人物画でも強烈なメッセージ性を発しています。
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