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富山国際現代美術展のシンポジウムで、フランス人の作家が、フランスの美術大学では学生が、グラフィックアートやマンガに流れていってファインアートをやる人が少なくなっていると言ってました。
少なくともマンガを描ける日本人の素質を、外国人は羨ましがっているように見えます。
でも、日本の美術界はマンガをアートとしては認めない風潮があります。
私は個人的にはマンガ、もしくはマンガ的表現をアートとして認めて良いと考えています。
実は私、マンガやアニメ、ゲームなど、いかにも日本的なサブカルが苦手で、コミックなどは一冊も持っていません。
そんな私でもマンガ的表現を芸術として認めても良いと思っているのです。
まあ、マンガ家の方も『芸術家なんてまっぴらだ。サブカルだから良いんだ』と考えている方も居るので、難しいですが…。
ちなみに、私の作品がマンガっぽいという声がありますが、描いているうちに、いつの間にか、そうなっただけです。
だって、私はコミックを一冊も持ってない人ですからね。