本日もかなり多忙でした。
その、つかの間の時間にピンクフロイドの“原子心母 (Atom Heart Mother)”を、アナログで聴きました。
やはり、MP3で聴くのとは違い、手間がかかります。
でかいジャケットから、傷つけないように慎重にレコードを取り出し、クリーナーで拭いてから聴きます。
でも、その手間も含めて楽しんでいます。
この“原子心母”のアナログ盤は、かなり前に中古レコード店で購入したものです。
見る限りでは、ほとんど40年前の日本盤のようです。
ジャケットの中に入っている歌詞カードも黄ばんで、ほとんど古書みたいになっています。
ああ、古書みたいになった歌詞カードも写真に撮れば良かった!

そして、写真で見て分かる通り、EMIのレーベルが見て取れます。
日本では、それまで東芝音工と呼ばれていた会社が、1973年に東芝EMIと改称しています。
なので、多分このアナログ盤はその古さから、東芝EMIとなった直後のものと推測されます。
東芝は、2007年に音楽市場から撤退し、EMIジャパンとなります。
そしてEMIジャパンも、今年の4月にユニバーサル ミュージックに合併併合されてしまっているので、このレーベルは、もはや新品では見ることは出来ないでしょう。

推定40年以上も昔のアナログ盤ですが、傷や音飛びもなく、楽しめました。
むしろ、CDやMP3よりも、ずっと音が良い位ですよ。

EMI