
本当に寒くなってきました。
暑がりで、寒さには強い私も、耐えられなくなり、ニットを引っ張り出して来ました。
FUDGE 12月号を読みました。
この冬のファッションの傾向を要約すると、チェックと千鳥格子、チェスターフィールドコートの3つがキーワードでしょう。
まぁ、チェックは断続的に流行がみられるアイテムなのですが、私が注目したのは、チェスターフィールドコートです。
レディースだけでなく、メンズでもこの冬はチェスターフィールドコートが流行しています。
そう言えば、今年のポール・マッカートニーのステージ衣装は、チェスターフィールドコート調のロングジャケットでした。
チェスターフィールドコートが流行しているのは、全世界的なのかも知れません。
まぁ、FUDGEという雑誌の傾向もあるのかも知れませんが、以前より雑誌の傾向がトラッド寄りになっている印象です。
チェスターフィールドコートそのものデザインが、シンプルで、言わばコートの基本型というアイテムです。
なので、流行にとらわれず、長く着れるアイテムです。
特に男性の場合は、一着持っていれば、手入れが良ければ何年でも着れそうです。
全体的にファッションがトラッド寄りになっているのは、ここ日本の場合は来年の消費税増税の影響があるような気がします。
トラッドなアイテムは、何年でも着れるからです。
この春は『ネオンカラー』と、ビビットな色彩の服をプッシュしていましたが、半年で変わってしまいました。
FUDGEが、以前よりトラッド寄りに変化したのは、そこを狙っているような気がします。
この様子では来年、消費税の増税で消費の冷え込みが起こりそうです。
1997年の二の舞にならなければ良いのですが…。