MGF

11月の上旬からの約2ケ月間は、私のMGF(愛称;ピーターラビット号)にとって受難の2ケ月でした。
まず、11月上旬からクラッチ滑りがみられるようになり、徐々に悪化。
11月の中旬に修理にディーラーに修理に出しました。
そして約1週間で修理から戻りました。

その後は、普通に走っていましたが11月27日に、寒くなったので、ガソリンスタンドでスタッドレスタイヤに交換してもらいました。
しかし、スタッドレスタイヤに交換したその帰り、全く暖房が効かないことに気付きました。
その帰路の時点で、気温1℃で本当に寒かったです。
しかも、フロントガラスと運転席、助手席の窓が全て曇るというアクシデントに見舞われました。
しかも、その帰りは夜で、暗い上に曇ると、前の車のテールランプと対向車のライト、信号などの発光する物しか見えませんでした。
一番恐いと思ったのが、歩行者の服の色がぼんやりとしか見えなかったことです。
信号で停車する度にフロントガラスと両側の窓をタオルで拭きましたが、なかなか間に合わず、片手にハンドルで、素手でフロントガラスで拭きながらの運転でした。
最後は、気温1℃の中で両側の窓を開けた状態で走行するという大英断を下しましたが、それでも何故かフロントガラスが曇り続けました。
何とか無事に到着し、ガレージに入れました。
本当にドキドキしました。
この状態では運転するのは危険と思い、修理に出そうと思いましたが、後日エンジンをかけたら、今度はバッテリーが上がっていました。

さらに後日、ディーラーに連絡しバッテリーに充電してもらい、MGFを修理に出して頂きました。
修理に出すと暖房が効かないことと、窓が曇る原因は、ヒーター・コントロール・ユニット(ヒーターのスイッチ)そのものが、故障しているとのことでした。
しかし、現在部品の製造はされてないとのことです。
運が良いことに、ヤフオクで中古のヒーター・コントロール・ユニットが出品されていると聞いたので、私が競り落として購入しました。
そして、ディーラーで部品を取り付けてもらい、27日に私の手元に戻って来ました。
今は、ガラスが曇ることなく暖かく氷点下の道路を快適に走ることが出来るようになりました。

MGFの部品を、遂にネットで探す時代になってしまいました。
ほとんど、ディスカバリーチャンネルの“クラシックカー・ディーラーズ”みたいなノリになってしまいました。

今回は、運良くヤフオクで部品が見つかりましたが、ヤフオクでも決してMGFの部品は充実している訳ではありません。
海外の通販サイト、eBayでMGFの部品が充実していることは、前々から知っていましたが、いよいよeBayのお世話になるのかも知れません。
でも、高額な部品を海外から個人輸入するのは、少し恐いので、最初は実験的に安価なアクセサリーでも購入しようかと考えています。