Small Faces

私は様々な時代の様々なロックを聴いて来ましたが、今さらながら'60年代のモッズ・バンドが好きであることを自覚しています。
近年活動している若いロック・バンドでも、そういったモッズな趣向のバンドが好きな傾向です。

その理由を聞かれても理由は分かりません。
ただ、『好きだから』としか言いようはありません。

'60年代のモッドなロックでも、Small Facesはソウルフルなボーカルとオルガンのグルーヴに重点が置かれたバンドだと思います。
同時代のモッズ・バンドでも、The Whoはかなりの大ファンです。
The Whoはドラムとベースのリズム・セクションが優れたバンドですが、ボーカルに関しては、The Whoのロジャー・ダルトリーよりも、Small Faceのスティーブ・マリオットの方が優れているように感じます。

Small Faceの欠点は、数年と活動期間が短かったことでしょう。
そして、The Whoはピート・タウンゼントという優秀なソングライターが居たのに対し、ソングライティングでは苦戦を強いられていたことでしょうか。
もちろん、Small Faceのスティーブ・マリオット&ロニー・レインの曲も好きですけどね。

様々なモッズ・バンドで共通していることは、ファッション誌から飛び出したようなオシャレな服装であるのと、音楽を聴いて『もっと、オシャレに生きようよ』と感じることです。

Small Faces (40 Anniversary Edition)
Small Faces
Universal UK
2006-11-21