近頃は、空前のSSW(シンガー・ソングライター)のブームが続いています。
近頃どころか、ここ10年、その傾向が続いているように感じます。
最近は、なかなか良いバンドが出てこないのが、ロック・マニアとしては寂しい気がします。
そんな時代の流れで、ジェイムス・ベイ(James Bay)のアルバム、"Chaos & the Calm" を聴きました。
"Chaos & the Calm"は彼のファースト・アルバムとなります。
現在、25歳という年齢を考えますと、若年で成功することが多い音楽業界では、苦労人のように思えます。
聴いてみますと、ロック系SSWという感覚が、ロック・マニアの私からしますと好感が持てました。
SSWと言いますと、『アコギ抱えて…』という先入観がありますが、バシバシとエレクトリック・ギターを、かき鳴らしています。
ボーカルも、ややハスキーな声をしていまして、ロックやブルースを歌うのは、うってつけかもしれません。
そして印象的なのは、ライダース・ジャケットにハット姿のルックスです。
私もライダース・ジャケットにハット姿が多いのですが、決してジェイムス・ベイの真似ではありません。
偶然に似たファッションになっただけですから…。
一応、念のため…。