Panic SNS

5月10日、"Panic SNS"は完成しました。
昨年の8月から、9ヶ月もかかってしまいました。
時間がかかってしまったのは反省すべき点ですが、この作品の制作で学んだことも多々あります。
その他に、反省すべき点も多々ありますが、ここでは割愛致します。

この作品で訴えたかったことは、SNSに依存する現代人の悲しい性です。
何かあると、すぐにSNSをチェックする現代人。
誰かと食事に行っても、会話もせずに無言でスマーフォンを凝視し続ける現代人。
外食に行くと、すぐに写真をパシャッと撮って、SNSにアップする現代人。
写真をアップすると、『いいね』を欲しがる現代人。
SNSで、『いいね』をクリックし過ぎて、疲弊する現代人。

もちろん私も、そんな現代人の1人です。
昨年の6月に、私はSNSで疲弊してしまったことから"Panic SNS"の着想を得ました。
この作品は、私の自戒も含めて制作致しました。

この作品で苦労した点は、スマートフォンと、その画面らしき物を描いたために、制作中に、またスマートフォンを覗く羽目になったことです。
この作品は、自分に対する"自戒"でしたが、制作することによって、"自戒"に至りませんでした。
そんな皮肉な制作過程を経て完成させた作品です。