The Who Live At Leeds

毎日、年に365日ロックを聴く私。
そんな私に、『一番好きなバンドは、何ですか?』と聴かれましたら、The Whoと答えるでしょう。
レノン・マッカートニーに勝るとも劣らない、ギタリスト・ソングライターであるピート・タウンゼントのソングライティング能力と、早くからシンセサイザーという楽器を、シーケンサーのように導入していた先見性です。

そして、自信を持って言えるのは、ドラムのキース・ムーンとベースのジョン・エントウィッスルのプレイヤーとしての素晴らしさでしょう。
キース・ムーンとジョン・エントウィッスルのプレイは、ロック・ファンでなくても唸らせる名演だと思います。
ジャズのミュージシャンであっても、キース・ムーンとジョン・エントウィッスルのプレイは、畏敬の念を抱くでしょう。

キース・ムーンとジョン・エントウィッスルとピート・タウンゼントの3人の演奏は、誰の文句を付けられないトリオだと思います。

ボーカリストのロジャー・ダルトリーは、ハスキーな絶叫ボーカルと、ロック・スター然としたルックスとオーラで、The Whoのロック的な要素を強調しています。

この4人がライブで、まるで喧嘩をするように演奏のバトルを繰り返す所がThe Whoのライブの醍醐味です。
そんなバトルを充分に堪能出来るアルバムが、"The Who Live At Leeds"です。

Live At Leeds
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2015-06-08