Le Premier Bonheur Du Jour

先日、amazonを覗いていましたら、フランソワーズ・アルディのセカンドアルバム、
"Le Premier Bonheur Du Jour" ('63)が載っていましたので、速攻で購入しました。

フランソワーズ・アルディのオリジナル・アルバムは、ほぼ全て揃えている私。
このアルバムだけは、そんな私のコレクションの欠番となっていたのです。

あらゆる 大型CDショップを回ってみてもなく、タワーレコードやHMVのネット通販サイトで探してもなくて、一度だけ数年前にamazonで発見して注文致しましたが、『在庫がありませんでした』というメールが来て終わりました。
当然の如く、ダウンロードもチェック致しましたが、徒労に終わりました。

もはや諦めかけていましたが、この度、入手に成功致しました。
なぜ、入手可能になったのかと言いますと、アルディの初期のアルバムが、2016年にデジタル・リマスター化されて再発されたからです。
これで、アルディが'60年代にフランスでリリースしたアルバムを全て揃えました。

そして、このアルバムの内容ですが、カヴァー中心のカヴァー・アルバムとなっています。
ファースト・アルバムでは、彼女のシンガー・ソングライター(SSW)としての実力が、炸裂したのとは対照的です。

アルディのSSWとしての才能は早熟で、ビートルズが英国でブレイクする1年前の1962年に、ドーバー海峡を隔てたフランスで、早くもブレイクしていたのです。
この頃は、ビートルズのジョンやポールは20代でしたが、アルディはわずか18歳で自作曲をソングライティングして、ブレイクを果たしているのです。



このセカンド・アルバムの全12曲中、アルディがソングライティングした曲は、たった5曲です。
後年アルディは、マイペースでレコーディングをして行き、名盤をリリースしていった経歴がある方です。
ファースト・アルバムでブレイクして、テレビの出演や雑誌の撮影やインタビュー、そしてライブで多忙な生活を送っていたことは容易に想像がつきます。

多忙な中で、レコード会社の『新しいアルバムをリリースしろ!』という要求に対し、『曲が出来ていません!』という渦中でリリースされたアルバムなのだと思います。
これは、あくまで私の憶測ですが…。

なので、アルディのアルバムとしては、ファンの中では人気がないものになり、入手困難なアイテムになってしまったのでしょう。

しかしながら、カヴァー曲でもアルディは英語の曲を訳詞して、ソルボンヌ大学の才媛振りを発揮しています。
アルディさんは、自分の曲を自国のフランス語だけでなく、英語語やイタリア語、そしてドイツ語ヴァージョンでリリースしているので、その語学力は卓越していたのでしょう。


Le Premier Bonheur Du Jour
Francoise Hardy
株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント