最近、The Whoは、やはりライブ音源が一番だと思うようになって来ました。
それは、当然の如くキース・ムーン在籍時のものです。
iTunesを再生しましたら、ぶっ飛ばされましよ。
本当に、音の爆弾です。
キース・ムーンのドラムが爆弾の爆発音で、ジョン・エントウィッスルのベースはジェット・エンジンに例えられるでしょう。
ピート・タウンゼントのギターは、車のエンジンの音に例えられるでしょう。
唯一、人間を感じられるのはロジャー・ダルトリーのボーカルだけです。
マイクを使用しているとは言え、ロジャー・ダルトリーのボーカルも、このような爆音に埋もれない声をしているのは、よほど大声を出しているのでしょう。
爆音を出すバンドのボーカリストは、金切声で歌うことが多々あるのですが、ロジャーは地声のキーのままで歌っている所にタフさを感じられます。