東京都美術館

最近、美術館のレストランが集客ビジネスにおいて重要だと痛感しています。
近頃はSNSの影響で、美術館の来場者は、以前よりも増えたように感じています。

美術館に行っても、ディズニーランドのような長蛇の列が続き、入場まで1時間や2時間待ちとなります。
そうなりますと、諦めて『腹が減ったので、食事だけでもして帰ろうかな?』と思う方も居るでしょう。
少なくとも、私は、そう思ってしまいます。

美術館のレストランについて調べますと、色々と面白いことに気付きました。
特に上野の美術館にあるレストランは、精養軒の支店が多いと勘付きました。
しかも、同じ精養軒の支店なのに、値段の設定が違うのです。
やはり、値段設定については、庶民のソウルフードであるカレーライスが基準になると思います。

まずは、東京都美術館の"レストラン・ミューズ"はポーク・カレーライスの値段は¥1,000です。
同じく、上野にある国立西洋美術館の"レストランすいれん"のビーフ・カレーライスは¥1,280です。
う〜ん、これはポークとビーフの違いなのでしょうか?

美術館ではないのですが、国立西洋美術館の筋向かいにある東京文化会館の"レストラン・フォレスティーユ"のポークカツカレーライスは¥1,450 です。
やはり同じ精養軒の支店なのですが、カツカレーになって値段はぐっと上がります。

同じ上野エリアで精養軒支店のレストランで、カレーのメニューは、東京都美術館ポーク・カレーライス、国立西洋美術館ビーフ・カレーライス、東京文化会館ポークカツカレーライスと、各施設で1品と要領よく散らしています。

この3軒のカレーライスを食べ歩こうかと思いましたが、ちょっとカレー3杯はキツいですね。
ルーの味など、違うのでしょうか?

これらのメニューは、美術館のホームページで、全メニューが公開されています。
上野精養軒、商売が上手いですね。