28日は、夜道をマイルズ・ケインの"Killing the Joke"を車で聴いて、うっとりしました。
マイルズのソングライティングは、ロマンチックな曲が多いことが特徴です。
"Killing the Joke"のソングライティングは、ジェイミーTとのコラボレーションですが、ジェイミー色は少なく、限りなくマイルズ色が強い楽曲であると思います。
私はマイルズの大ファンですが、ジェイミーのファンでもありますので、何となく分かります。
マイルズのギターの音色が、グラム・ロック風に響く"Killing the Joke"は、本当にロマンチックなバラードで、ゆったりしたい気分の時に聴くと、ほっとします。
しかしながら、"Killing the Joke"のLylicsは、冷えきったカップルの、女性に冗談さえも言えない男性の悲しい状況を歌っています。
だから、"Killing the Joke (冗談を殺して)" です。
マイルズは、モデルのスキ・ウォーターハウスと別れてしまい、その悩みがアルバム、"Coup De Grace"のテーマとなっています。
"Killing the Joke"は、あまりにパーソナルな内容な曲です。
それにしましても、あの美しいスキ・ウォーターハウスさんは、マイルズが冗談も言えない程、何に怒っていたのでしょうか?
マイルズが、バーでヤケ酒を飲んでいるMVが意味深です。