実は、新元号に興味がない私。
それは、5月1日を境に劇的な時代の変化がないからです。
それに、日本だけの"風習"で国際的には、使用されてないものでからです。
官公庁における文書は元号が関わったり、システムエンジニアの方は気になるでしょうが、後1ヶ月で時代の何もかもが変わる訳ではありません。
商売で、『平成最後の…』という枕詞が付いたように、今度は新しい枕言葉で商売が始まるのでしょう。
近代の日本史において、明治以降は元号で時代区分をすることは、誤りだと思います。
近代の日本で劇的に時代が変化したのは、大政奉還した1867年11月9日と、ポツダム宣言を受諾して敗戦をした1945年8月15日だと思います。
この時は、これまでの価値観や社会システムが全て変わりました。
つまり、近代の日本においては、1867年11月9日から1945年8月15日までの約78年が1つの時代という考え方です。
昭和63年と平成1年では劇的な社会システムの変化はありませんでした。
しかしながら、昭和20年と昭和21年では劇的な社会システムの変化がありました。
当然、慶応3年〜4年/明治1年では、王政復古や江戸開城、戊辰戦争など激動の時代でした。
あと2日で、大政奉還や敗戦に匹敵するような劇的な社会システムの変化がなさそうなので、新元号には興味はないです。