Arthur - Or The Decline And Fall Of The British Empire

22日は、キンクスの"Arthur - Or The Decline And Fall Of The British Empire"を聴きました。
実は私あhキンクスのアルバムの中では、"Arthur - Or The Decline And Fall Of The British Empire"が一番好きなアルバムです。

まず、冒頭の1曲目から"ヴィクトリア"という曲ですからね。
しかも、"ヴィクトリア"はキンクスを代表的な曲の1曲となっています。
"ヴィクトリア"とは、ズバリ英国で最も繁栄した、ヴィクトリア朝時代の女王の名前です。
そして、英国が覇権国だったのに、二度の大戦で苦境に陥り、オーストラリアに移住する物語となっています。

アルバムの中ではチャーチルが登場するなど、ちょっとした世界史的な知識があれば、このアルバムは楽しめるアルバムです。

キンクス特有の英国国民の誇りと自虐が、"Arthur - Or The Decline And Fall Of The British Empire"で描かれています。
そしてバンドは、ある程度キャリアを重ねたロックバンドならではの、タイトでロックな演奏を聴かせてくれます。