The Whoは、私にとって愛おしいロック・バンドです。
The Whoは若さの象徴で、年齢を重ねた現在でも若者を支援するバンドでです。
何よりも、私がThe Whoを知って夢中になった時の年齢が、19歳だったことが大きいです。
まさに、"The Kids Are Alright"の年齢だったのです!
19歳という多感な時期に、The Whoの音楽と出会えたこと幸運だったと思います。
聴き込むうち、ソングライターのピート・タウンゼントが書いたLylicsの内容が、悩める少年に語りかけていることが、分って来て共感するようになりました。
なぜなら、19歳当時の私は、パーティーで華やかに振る舞うタイプの人間でなかったからです。
まさに、"説明出来ない (I Can't Explain)"若者だったのです。
そのようなモヤモヤした気持ちを、曲と演奏で代弁してくれるThe Whoは、私の心の救いでした。
何度、助けられたか分りません。
19歳のある日、漠然と思いました。
『The Whoは、自分の人生において、凄く大きな存在なになるのではないか?』と。
実際、本当に人生において大きな存在になりました。
ロック・マニアの野郎達の会話で、キース・ムーンのドラムとジョン・エントウィッスルのベースについて語り始めると、一目を置かれるようになりました。
女性に自分が好きなロック・バンドとして、若き日のロジャー・ダルトリーの写真を見せますと、そのルックスの評判が良いことにも気付きました。
また、The Whoのファッションを真似て、モッズ・ファッションを着るようになってから、ヴィジュアル的に注目を置かれるようになりました。
気が弱い19歳の若者だった私が、The Whoのお陰で、充実した人生を送っています。
The Whoに感謝しても、感謝し切れません。
そんな、The Whoは、私にとって愛おしいロック・バンドです。