日本の歴史〈23〉大正デモクラシー

平成が終わり、1年以上経った今、平成という時代を客観的に見れるようになったような気がします。

思ば、平成は大正時代に似ていたのかも知れません。
大正時代は、大正デモクラシーで民主主義が、ぐっと進んだ時代です。
大正14年には、25歳以上の全ての男子に選挙権が得られることになりました。
平成は、小選挙区比例代表制が施行され、自民党が二度も野党になり、計4回政権交代が行われました。

また、戦争が起こっていない所も似ています。
大正時代に、第一次世界大戦が起りましたが、日本は形だけの参戦で過ぎました。

通信技術は大正時代に電報が普及し、電話も徐々に使われるようになりました。
平成に入り、インターネットや携帯電話が普及して行く所も、似ています。

大正12年に関東大震災に見舞われましたが、平成の時代では阪神淡路大震災と東日本大震災という大きな地震に被害を受けました。
当然ながら、災害は似て欲しくないですが…。

平成と大正時代が、何となく似ていると感じたのは、私だけでしょうか?