マイルズ・ケインの大ファンの私です。
マイルズがバンドのメンバーとなった、The Jaded Hearts Club (ザ・ジェイディド・ハーツ・クラブ)の待望のアルバム"You've Always Been Here" を聴き込みました。
バンドの名前の通り、初期のビートルズを連想させるカヴァー・バンドです。
そして、集まったメンバーが凄いです。
"You've Always Been Here" は、ザ・ズートンズのショーン・ペインがドラマーですが、他のメンバーが、マイルズをはじめ全員ギタリスト出身です。
ニック・セスター、マシュー・ベラミー、グレアム・コクソン、ジェイミー・デイヴィスは、それぞれ個々の活動ではギターを抱えてプレイします。
しかし、個性的なギターを弾くマイルズと、リズム・ギタリストのニック・セスターはボーカリストとしてThe Jaded Hearts Clubで歌っています。
マシュー・ベラミーも、なかなか良いギタリストですが、マシュー・ベラミーがギターを弾きますと、途端にミューズになってしまいますので、ベースを弾いているは賢明だと思います。
集まったメンバーの中で、最もギタリストとしてのイメージが強いグレアム・コクソンが、リード・ギターを弾いているのは納得が行きます。
バンドのサウンドで驚きましたのは、マシュー・ベラミーの爆音ベースの音色です。
ミューズで聴かせるあのギターの音が、そのままベースの音色になっているのです。
The Jaded Hearts Clubは、主にモータウンのカヴァーを取り上げていますが、私が気に入りましたのは、ガレージ・バンドであるソニックスのカヴァー、"Have Love Will Travel"です。
マイルズがボーカルを取っています。
これぞ爆音です!