ザ・フー・セル・アウト(スーパー・デラックス・エディション)

"ザ・フー・セル・アウト(スーパー・デラックス・エディション)"を聴き込みました。
まずは、CD5枚と7インチ・シングル2枚という、ボリュームに悶絶しました。
ファンとしての喜びの悶絶です。

CDはモノ、ステレオ、スタジオ・セッション、ロード・トゥ『トミー』、ピート・タウンゼントのデモといった組み合わせになっています。
一気に聴きますと、物凄く時間がかかります。
私は途中で、散歩に出たり、買い物に行ったりと休憩を入れつつ聴きました。

圧巻だったのは、モノラル・バージョンです。
音の圧力の強い上に、なぜか今風のロック・バンドのサウンドに聴こえたことです。
ステレオ・バージョンも音質がクリアになっていました。

興味深かったのは、スタジオ・セッションです。
コントロール・ルームから、プロデューサー兼マネージャーのキット・ランバートの指示の声が聴こえます。
しかしながら、レコーディングを仕切っていたのは、ピートなのだと痛感させられました。

ピート・タウンゼントのデモも興味深く、本当に稀有なソングライターなのだと痛感致しました。