Council Skies

ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズの"Council Skies" を聴き込みました。
天才ソングライターである、ノエル・ギャラガーのアルバムは、オアシス時代から、ほぼリリースと同時に聴いている私です。

ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズは、どんどんアヴァンギャルドな方向へ向かって行きましたが、"Council Skies" は原点に帰ったように感じました。

しかしながら、以前と違うのは、アルバム全体が、くすんだような音色であるように感じた事です。
1曲目のイントロを聴いた時は、一瞬、ポール・ウェラーのアルバムのようなアーシーな世界観を感じてしまいました。

また、ソングライティングも、どこかザ・スミスを連想させる曲もあります。
それもそのはずで、ザ・スミスのギタリストであるジョニー・マーが、3曲で参加しています。

ノエルが10代の頃は、リアルタイムでザ・スミスやポール・ウェラーを聴いていた世代です。
"Council Skies" は、ノエルが10代の頃のスターをリスペクトした、まさに原点回帰のアルバムなのです。
そう、感じたのは、私だけでしょうか?

カウンシル・スカイズ (完全生産限定盤C:2CD+アーミーグリーンTシャツ) (特典なし)
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ
ソニー・ミュージックレーベルズ
2023-06-02