18日は何気に、The Whoの"Live In Hyde Park"が無性に聴きたくなりました。
この"Live In Hyde Park"は、ドラマーのザック・スターキーと、ベーシストのピノ・パラディーノというリズム・セクションが完成したライブだと思ったからです。
聴いてみると、やはり素晴らしいです。
ザック・スターキーのドラムは、キース・ムーンのドラムと父親のリンゴ・スターのドラムのテイストが混ざった様に感じます。
ピノ・パラディーノのベースは、音色もフレーズも美しいです。
オリジナルのメンバーである、ボーカルのロジャー・ダルトリーと、ギターのピート・タウンゼントは、当時は70歳でしたが、バンドのサウンドは、とにかく若々しいです。
動画を観ますとサウンドの若々しさと、2人の年齢の落差を感じる事が出来ます。
このバンドのサウンドを聴きますと、若いオルタナ系のバンドの演奏を連想してしまいます。
それは曲そのものが時代を超越したクオリティの高さである事と同時に、バンドのメンバーの演奏の力量に他なりません。
特にピノ・パラディーノは、最近のThe Whoのライブには参加していないので、余計に"Live In Hyde Park"の音源は貴重であると感じています。