最近、ふとした時にThe Whoの"See Me, Feel Me"のLylicsを思い出しました。
和訳したその一節は、
私を見て
感じて
触れて
癒して
といった一節です。
'60年代のThe Whoと言えば、ライブの過激なパフォーマンスで有名なバンドです。
ギタリストでソングライターのピート・タウンゼントは、ライブ中にギターを抱えながらジャンプしたり、腕を風車のように振り回したり、最後にはギターやアンプを破壊します。
ドラムのキース・ムーンは、ピートが破壊したと同時にドラム・キットを滅茶苦茶に破壊します。
ボーカルのロジャー・ダルトリーは、マイクをカウボーイのようにブン回し、マイクをシンバルに叩きつけます。
そんな過激なThe Whoのソングライターのピート・タウンゼントが、"See Me, Feel Me"のような繊細なLylicsを書いた事が、驚きを隠せません。
"See Me, Feel Me"は、現代社会でも通じる普遍的な内容だと思います。
現代の人でも大なり小なり、人は『私を見て/感じて/触れて/癒して』と思っている思うからです。
ちなみに、ライブで"See Me, Feel Me"を演奏している時、ボーカルのロジャー・ダルトリーは、金髪のカーリーヘアを振り乱しながら歌う凄く神々しく、ロックの神が舞い降りようにも感じられてしまいます。