
13日は、久し振りに"Live Cream"を聴きました。
何となく、聴きたくなったからです。
Creamというバンドを知らない方に説明しますと、ギタリストのエリック・クラプトン、ベースとボーカルのジャック・ブルース、ドラムのジンジャー・ベイカーのトリオのバンドです。
Creamは、エリック・クラプトンばかり取り沙汰されますが、3人全員凄腕のミュージシャンです。
個人的にはジャック・ブルースのベースやボーカルの歌声も好きです。
活動期間は、1966年から1968年までという短い期間ですが、同時代のミュージシャンや後進のミュージシャン達に多大なる影響を与えたバンドです。
Creamが登場しますと、それまでビートルズのような楽曲主体の音楽から、テクニック主体の音楽に流れて行くようになりました。
ビートルズのジョージ・ハリスンは、カントリー調のギターが得意でしたが、Creamが登場すると、スタジオ・アルバムでポール・マッカトニーが弾く歪んだブルージーなギターの登場回数が増えて行くのは有名な逸話です。
しかし、エリック・クラプトンとジョージ・ハリスンは無二の親友だったので、人とは分からないものです。
"Live Cream"の話に戻りますと、全編を通しまして、『圧倒的な何か』が、みなぎっています。
『圧倒的な何か』とは何であるかを説明する事は難しいですが、これはもう聴いて頂くしかないと思います。