Village Green Preservation Society

最近キンクスにハマっている私です。
この日は、いろいろとアルバムを聴きましたが、"Village Green Preservation Society"が、最もツボに入りました。

ロックという音楽は、尖っていますので、その時代の最先端の音楽のトレンドを取り入れたサウンドが多いものです。
しかし、"Village Green Preservation Society"は、そんなトレンドを無視した作風となっています。

まずは、"Village"すなわち村について歌ったロックの、Lyricsは他に聞いた事もありません。
その一節で、『神よ、苺ジャムと、その他もろもろを守りまえ』という箇所がありますが、その下りは思わずクスッと笑ってしまいます。
"Village Green Preservation Society"を聴きますと、人や動物達、そして自然との共生についてハッピーに聴こえてしまいます。

時代のトレンドを取り入れていないサウンドなので、現代でも普遍的に聴けるアルバムとなっています。
このアルバムは、休日に紅茶やホット・チョコレートを飲みががら聴くのが正しい姿だと思います。
間違っても大音響のクラブでDJがプレイするような曲ではありませぬ。

そんな、"Village Green Preservation Society"はキンクスの名盤だと思います。