アメリカ大統領選を前に、アメリカが荒れています。
言わば保守層と、ダイバーシティ(多様性)を認める層の対立となっています。
アメリカは日本人が思う以上に、ダイバーシティを否定する、保守的な国なのかも知れません。
日本人が憧れるアメリカとは、ニューヨークやロサンゼルスのような大都市の、先進的な考えを持った一部の人々を指すのだと思います。
アメリカは国土が広いので、国内の移動をするだけで、海外旅行をするようなものです。
何しろ、アメリカ国内だけで4つの時差がある程です。
アメリカは国内が広いので、田舎に住んでしまいますと、大都会に移動すること自体が、海外旅行のレベルです。
対する日本の場合は、田舎に住んでいましても、簡単に政令指定都市に行ける環境です。
コンテンポラリー・アート(現代美術)は、ニューヨークが本場です。
コンテンポラリー・アートは、ダイバーシティの考えがないと理解不能だと思います。
アメリカ人でも、コンテンポラリー・アートを理解している層が人口の何パーセント居るのでしょうか?
日本でも、あいちトリエンナーレの『表現の不自由展』が槍玉に上がりました。
このままでは、日本はアメリカの轍を踏んでしまうかも知れません。
なぜ、ダイバーシティが否定されるのか、私には、さっぱり分かりません。
個人的には、日本は表現の自由とダイバーシティが認められている国だと思います。
なぜ、表現の自由とダイバーシティが否定されるのでしょうか?