★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

The Who

"ザ・フー・セル・アウト"は陽気なポップアート・アルバム

The Who Sell Out

25日は"The Who Sell Out"を何度も聴いていました。

私は、"The Who Sell Out"が大好きなアルバムです。
アルバムを通して陽気な消費文化を歌い上げた、ポップアートなアルバムだからです。
何度聴いても飽きません。

また、この日に聴いたのは2021年のリマスター盤でしたので、現代的な耳で聴いても、全く違和感なく聴く事が出来ます。
現代の耳で聴いても違和感がないのは、リマスターだけでなく、The Whoのしっかりといた演奏と、1967年当時としては、かなりしっかりとしたレコーディング技術で録音されたからだと思います。


The Who Sell Out [Super Deluxe Edition]
The Who
UMC / Polydor
2021-04-23

The Whoのファースト・アルバムを大音響でかけたら…

MY GENERATION / LTD.ED

26日は朝からThe Whoのファースト・アルバム、"MY GENERATION "を聴いていました。
やはり、この音の破壊力が素晴らしいです。

日本ではThe Whoの人気は高くないのですが、私にはサッパリ分かりません。
でも、ひょっとしましたら、 The Whoのファースト・アルバムを大音響で聴いたら分かるかもしれません。

私は学生時代に、ボロボロの木造アパートに住んでいましたが、The Whoのファースト・アルバムを大音響でかけましたら、ベースとドラムの音で木造アパートが地震のように揺れました。
これは近所迷惑になるので、すぐにボリュームを下げましたが。

私の若気の至りです。
良い子は真似しないでね。

My Generation -Deluxe-
Who
Polydor
2012-03-15


The Whoの"ライヴ・アット・フィルモア・イースト"で眠気ざまし!

Live at The Fillmore East

15日の朝はThe Whoの"Live at The Fillmore East"を聴きましたら、眠気が吹き飛びました。
まぁ、若々しくてラウドで勢いがあるライブ盤です。
録音されたのは、1968年4月で、当時はThe Whoのメンバーの年齢も23歳前後で、若い訳です。

1968年と聞きますと、かなり昔に感じられますが、2018年に当時のテープをレストアし、ミックスし直し、リマスターされています。
なので、50年以上前にライブ会場で録音されたとは思えないような、クリアな音質です。

演奏も、ロックの基本形である、ボーカル、エレクトリックギター、ベース、ドラムなので、パッと聴きますと、いつの時代のどんなバンドなのか分からない位です。
でも、The Whoの個性的な演奏は、そのまま真空パックされています。


The Whoの"シー・ミー・フィール・ミー"の繊細な感性

Tommy

最近、ふとした時にThe Whoの"See Me, Feel Me"のLylicsを思い出しました。
和訳したその一節は、

私を見て
感じて
触れて
癒して

といった一節です。

'60年代のThe Whoと言えば、ライブの過激なパフォーマンスで有名なバンドです。
ギタリストでソングライターのピート・タウンゼントは、ライブ中にギターを抱えながらジャンプしたり、腕を風車のように振り回したり、最後にはギターやアンプを破壊します。
ドラムのキース・ムーンは、ピートが破壊したと同時にドラム・キットを滅茶苦茶に破壊します。
ボーカルのロジャー・ダルトリーは、マイクをカウボーイのようにブン回し、マイクをシンバルに叩きつけます。

そんな過激なThe Whoのソングライターのピート・タウンゼントが、"See Me, Feel Me"のような繊細なLylicsを書いた事が、驚きを隠せません。

"See Me, Feel Me"は、現代社会でも通じる普遍的な内容だと思います。
現代の人でも大なり小なり、人は『私を見て/感じて/触れて/癒して』と思っている思うからです。

ちなみに、ライブで"See Me, Feel Me"を演奏している時、ボーカルのロジャー・ダルトリーは、金髪のカーリーヘアを振り乱しながら歌う凄く神々しく、ロックの神が舞い降りようにも感じられてしまいます。






Tommy -Remast-
Who
Polydor
2013-11-07

The Whoの"アイ・キャン・シー・フォー・マイルズ"は凄い曲!

The Who Sell Out

The Whoのシングル、"I Can See for Miles"(邦題『恋のマジック・アイ』)は、聴けば聴くほど凄い曲です。

まずはヒットチャートですが、英国では10位と初期のThe Whoのシングルとしては低めですが、全米では9位となり、米国でのThe Whoのシングルの最大のヒット曲となりました。

"I Can See for Miles"で、最も凄い点は、そのサウンドです。
一聴しますと、普通の'60年代ロックに聴こえなくもないですが、さにあらずです。
ギターやドラムが何重にもオーバーダビングされているのです。

それは、爆音で再生すると分かります。
ボリュームだけでなく、かなりラウドな曲に感じると思います。

こんなにラウドな曲なのに、ロジャー・ダルトリーのボーカルは、澄んだ高音で歌っています。
絶叫ボーカルではなく、実にポップな歌声で歌っているのです。

The Whoの曲はスタジオ盤より、ライブ演奏の方が良かったりする事が多いですが、オーバーダビングのため、ライブ演奏が困難で、ライブ演奏したとしてもスタジオ盤の方が良いという稀有な曲です。

そんな訳で、"I Can See for Miles"は、ソングライターのピート・タウンゼントが作曲したシングルでも屈指の名曲だと思います。

全英チャートで振るわなかった理由は謎ですが、シングルがリリースされたのが、1967年9月18日の日付がポイントだと思います。
その翌日の同年年9月19日に、ビージーズの"マサチューセッツ"がリリースされ、全英1を獲得したからです。

当時の英国の大衆は、The Whoのラウドなシングルよりも、ビージーズのソフト・ロック路線のバラードをチョイスしたのでしょう。






The Who Sell Out [Super Deluxe Edition]
The Who
UMC / Polydor
2021-04-23

The Whoのハイド・パークのライブを聴きたくなった日

Live In Hyde Park

18日は何気に、The Whoの"Live In Hyde Park"が無性に聴きたくなりました。
この"Live In Hyde Park"は、ドラマーのザック・スターキーと、ベーシストのピノ・パラディーノというリズム・セクションが完成したライブだと思ったからです。

聴いてみると、やはり素晴らしいです。
ザック・スターキーのドラムは、キース・ムーンのドラムと父親のリンゴ・スターのドラムのテイストが混ざった様に感じます。
ピノ・パラディーノのベースは、音色もフレーズも美しいです。

オリジナルのメンバーである、ボーカルのロジャー・ダルトリーと、ギターのピート・タウンゼントは、当時は70歳でしたが、バンドのサウンドは、とにかく若々しいです。
動画を観ますとサウンドの若々しさと、2人の年齢の落差を感じる事が出来ます。

このバンドのサウンドを聴きますと、若いオルタナ系のバンドの演奏を連想してしまいます。
それは曲そのものが時代を超越したクオリティの高さである事と同時に、バンドのメンバーの演奏の力量に他なりません。

特にピノ・パラディーノは、最近のThe Whoのライブには参加していないので、余計に"Live In Hyde Park"の音源は貴重であると感じています。




Live in Hyde Park
The Who
Eagle Rock Ent
2015-11-20

"ザ・フー・セル・アウトで"ウキウキ気分!

The Who Sell Out

ゴールデンウィークの28日は、朝から"The Who Sell Out" を聴いていました。
The Whoマニアの私ですが、"The Who Sell Out" は、個人的に最も気軽に聴けるThe Whoのアルバムだと思っています。

The Whoのアルバムでは、ロック・オペラの"Tommy"など、シリアスな内容のアルバムがあり、聴く前に、少し身構えるアルバムもあります。
その点、"The Who Sell Out"は身構える必要がない、楽しいアルバムとなっています。

休日に朝から紅茶を飲みながら、"The Who Sell Out" を聴きますと、本当にウキウキした気分にさせられます。
『今日は、これから何をしようかな?』と、思ってしまいます。




The Who Sell Out [Super Deluxe Edition]
The Who
UMC / Polydor
2021-04-23

最近はThe Who中毒の日々

MAXIMUM AS & BS

私は、The Whoのファンですが、いつもThe Whoを聴いている訳ではありません。
しかし、最近は毎日、常時The Whoを聴くようになってしまいました。

もはやThe Who中毒です。
でも、The Who中毒になっても、健康を害する事がない所が良いと思います。
あと、私はヘッドホンやイヤホンを使わないので、耳も大丈夫ですね。

最近、良く聴いているのは、The Whoのシングル集である"MAXIMUM AS & BS"です。
シングルのA面、B面と年代順に並んでいるので、The Whoのサウンドの変遷を辿る事が可能です。
また、B面曲も、なかなか良いと感じてしまいます。

このThe Who中毒は、いつまで続くのでしょうか?

MAXIMUM AS & BS [5CD]
THE WHO
MCA RECORDS
2017-10-27

突然、The Whoを聴きたくなった朝!

MY GENERATION / LTD.ED

いつもはイマドキなロックを聴いている私です。
いつものように、朝からSpotifyでイマドキなロックを聴いていましたら、何か違うのです。

そして車に乗りますと、『キース・ムーンのドラムが聴きたい』と思うようになり、車の中でThe Whoを聴き始めました。
車内に、爆弾のようなキース・ムーンのドラムの音色が響きました。
やはり、良いですねThe Whoは。

私は、長年の熱烈なThe Whoのファンですが、物凄く聴いている時と、パタッと聴かなくなる波があります。
今朝は突然、The Whoを聴きたくなった朝でした。




My Generation -Deluxe-
Who
Polydor
2012-03-15

"ザ・フー・セル・アウト"にハマっています

Who Sell Out by WHO

3日は、"The Who Sell Out "を聴きまくりました。
The Whoマニアの私は、様々なバージョンの"The Who Sell Out "を所有していますので、色々なバージョンの"The Who Sell Out "を聴き比べました。

最近の私は、The Whoのアルバムの中で、"The Who Sell Out "が最も気に入っています。
恐らく、アルバム全体に漂う、底抜けに明るくポップな曲調や演奏が、現在の私の気分に合っているからでしょう。

1965年から1966年頃のThe Whoは、たまに『ビートルズに似ている』と言われる事がありますが、1967年の"The Who Sell Out "は、ビートルズと似ても似つかぬサウンドとなっています。

ジョン・レノンやポール・マッカートニーとはまた違う、ピート・タウンゼントのソングライティングのセンスが光っています。




The Who Sell Out [Super Deluxe Edition]
The Who
UMC / Polydor
2021-04-23

気まぐれギャラリー
『シャキーンとした猫』
2019年

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