★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

Paul Weller

ポール・ウェラーを凄いと思った日

Modern Classics

23日は終日、ポール・ウェラーを聴いていました。

私のiPodには、いつの間にか、667曲のポール・ウェラーの曲が収まっていました。
それをシャッフルさせて、スピーカーで聴いていました。

続けて聴きますと、そのソングライティング能力と、幅広い音楽性に、驚かされてしまいます。
年齢と共に、音楽を進化させて行く、そのキャリアは、『凄い!』と思わされてしまいます。

どうやったら、あんなに超人に、なれるのでしょうか?


Modern Classics [12 inch Analog]
Paul Weller
Island
2022-10-14

ポール・ウェラー"66"の感想

66

ポール・ウェラーのアルバム、"66"がリリースされ、聴き込みました。

全編を聴いた感想は、『これは1970年前後のソウル・ミュージックだ』と感じました。
ポール・ウェラーの過去の作品と比べますと、スタイル・カウンシル寄りです。

しかし、スタイル・カウンシル時代より、サウンドは凄くゴージャスで、より『1970年前後のソウル・ミュージック』に、かなり近付けています。
加えて、ポール・ウェラーのソロで培った、アーシーな味わいがあります。

例えて言いますと、カーティス・メイフィールドの1970年のアルバム、"Curtis"のようなサウンドです。

このアルバムは、1曲をバラバラに聴くより、アルバム1枚通して聴く事を、お勧めします。
1曲だけ聴きますと、『今の時代に、このサウンド?』と誤解されるかも知れないからです。
しかし、アルバムを通して聴く事によって、ポール・ウェラーの意図を理解出来ると思います。

"66"とは、5月25日に66歳になるポール・ウェラーの年齢の事です。
そして、ポール・ウェラーが10代前半に聴いていたであろう、『1970年前後のソウル・ミュージック』のアルバムを制作したという事になります。
個人的には、若ぶらず、自分のルーツを掘り下げた『正直な男』にも感じました。

ちなみに、ジャケットは私が尊敬するポップ・アートのアーティスト、ピーター・ブレイクの作による事も付け加えて、おきましょう。



66 (SHM-CD)
ポール・ウェラー
Universal Music
2024-05-24

変化して行く男、ポール・ウェラーのベスト盤!

Weller Hit Parade

24日は朝から、ポール・ウェラーの"Weller Hit Parade" を聴いていました。
このベスト盤は、ポール・ウェラーのザ・ジャムの時代、スタイル・カウンシル、ソロの時代まで、1枚で全てコンプリートされベスト盤なので大変重宝しています。

"Weller Hit Parade" を聴きますと、ポール・ウェラーは、とにかく、凄いソングライターであった事を実感してしまいます。
私は個人的には、ポール・ウェラーの'90年代のソロの時代が一番好きですが、ザ・ジャムもスタイル・カウンシルも大好きです。

つまりは、"Weller Hit Parade" は、一点の欠点もないベスト盤である事を、物語ります。
いつも変化し続けるポール・ウェラーは、このベスト盤を、どう思っているのかは、わかりませんが…。

しかし、この"Weller Hit Parade"では1曲、1曲が全くサウンドである事が分かると思います。
収録曲は、あえて年代がバラバラに並べられて、ポール・ウェラーの歌声とギターの音を除けば、目まぐるしく、サウンドが変わって行きます。

よく同一人物が異なったサウンド・メイキングで素晴らしい曲を、ソングライティング出来るものだと思います。
"The Changingman"は、そんな変化し行くポール・ウェラーの『宣言』のような曲です。




Hit Parade
Weller, Paul
Universal Int'l
2006-11-07

若き日の、がむしゃらなポール・ウェラー

In the City

24日は突然、ザ・ジャムの"In the City" を聴きたくなって、聴きました。
家の中でも、車の中でも繰り返し聴きました。

ポール・ウェラーのグシャグシャしたギターが、そして、パンクやモータウンからインスパイアされたソングライティングが魅力の1枚です。
まだ10代の若き日のポール・ウェラーが、とにかく、がむしゃらです。

人から、ポール・ウェラーは、どんな音色のギターを弾くのかと聞かれれば、"In the City" を勧めます。
しかし、まだ18歳のポール・ウェラーのギターなので、あまり上手ではありません。

30代以降から、ポール・ウェラーのギターは飛躍的に上達して行きます。
しかしながら、基本的なギターの音色は"In the City" の時と変わりません。

IN THE CITY
JAM
POLYD
1997-09-01

ポール・ウェラー、"ワイルド・ウッド"の普遍的なロック・サウンド

Wild Wood

20日は、気分でポール・ウェラーの"Wild Wood"を聴きました。
"Wild Wood"は、ポール・ウェラーのソロのサウンドを確立したアルバムだと思います。

いわゆる、ポール・ウェラーの独自のアーシーな世界観とサウンドが繰り広げられています。
私は、"Wild Wood"の、この泥臭いサウンド(良く言えば、アーシー)が、あまり好きでない時期がありました。

でも、今は"Wild Wood"のサウンドが、すんなり入って来ます。
まずは、流行のサウンドや曲調ではなく、定番かつ普遍的なロック・サウンドにしたのは、大正解です。
今から30年前の、1993年のリリースされたアルバムなのですが、元から定番のロック・サウンドなので、時代を感じさせません。

もし、当時の流行のサウンドを取り入れた、チャラチャラしたアルバムであったら、30年後の人間に、評価されていたのか、疑問に残ります。
当時の、ポール・ウェラーが、その事を計算に入れていたのか、分かりませんが。


Wild Wood -Hq- [12 inch Analog]
Weller, Paul
Island
2021-03-12

ポール・ウェラーという希代なソングライター

All Mod Cons

12日は、気分でザ・ジャムを聴いていました。
特に、"All Mod Cons"は名盤だと感じました。

もうリリースされて40年以上経つアルバムですが、リマスター盤である事も相まって、古さは感じられません。
まぁ、ギターとベースとドラムというロックの基本フォーマットなので、普遍的なサウンドなの知れません。

しかし、ギターとベースとドラムの基本フォーマットだからと言って、誰でも名盤をリリース出来る訳ではありません。
ポール・ウェラーという希代なソングライターが居たからこそ、可能であったと思われます。

ロックは優秀なソングライターが居る事が、最大のポイントになると思います。
"All Mod Cons"は、本当に美しい曲に溢れていると思います。
この時、ポール・ウェラー20歳。
60代の現在に至るまで、チャート1位になるアルバムをリリースし続けているとは、本人も予想していなかった事でしょう。


All Mod Cons
Jam
Ume Imports
2004-08-09




ポール・ウェラーに聴き惚れて…

Heavy Soul

3月最初の日は、ポール・ウェラーの"Heavy Soul"に聴き惚れて、用事の時間に遅れそうになってしまいました。
自分で、よっぽど夢中になっていたのだと思います。

ポール・ウェラーは、アーシーで渋い曲調のイメージがあると思われますが、個人的にはギターをギャンギャン鳴らして、シャウトする曲が好みです。
"Heavy Soul"は、アーシーなサウンドな曲も収録されていますが、ポール・ウェラーのエレクトリック・ギターが鳴りまくって、シャウトするロックなアルバムです。

私は、滅多に用事の時間を忘れる事はないのですが、そんな私を虜にしてしまうパワーがある作品なのだと思います。

Heavy Soul [12 inch Analog]
Weller, Paul
Mercury
2017-01-20


ポール・ウェラーの"ウェイク・アップ・ザ・ネイション"のヴァイナルが届いた!

Wake Up the Nation

ポール・ウェラーの2010年のアルバム、"Wake Up the Nation"のヴァイナルが届きました。
私が購入したのは2020年の10周年記念盤です。
ジャケットの色が異なります。

Wake Up the Nation

歌詞カードのデザインがオシャレだったので、撮影しました。
こういったアートワークを楽しむのは、サブスクリプションでは、絶対に無理ですね。

実際に聴いてみますと、ヴァイナルだと低音の迫力が素晴らしいです。
ギンギンのロックな曲のオンパレードと先進的なサウンドが、"Wake Up the Nation"の魅力です。

10周年記念盤では、オリジナルと比べて、ミキシングが変わっている所も良いです。
わざわざ10周年記念盤をリリースしているので、ポール・ウェラー本人も気にいっているアルバムなのでしょう。

Wake Up the Nation

ポール・ウェラーの"ウェイク・アップ・ザ・ネイション"で目覚める!

Wake Up the Nation

12日の朝は紅茶を飲みながら、ポール・ウェラーの"Wake Up the Nation" を聴きました。
"Wake Up the Nation" は全体的にモダンなロックを聴かせる、ポール・ウェラーのアルバムです。
2010年にリリースされたアルバムですが、13年経っても、モダンに聴こえる所は、ポール・ウェラーの才能が、本当に先進的である故だと思います。

"Wake Up the Nation" を直訳しますと『国家を目覚めさせよ』ですが、国家ではなく、私が目覚めてしまいましたよ。
ギンギンのロックばかりのアルバムですからね。



Wake Up the Nation
Paul Weller
Imports
2010-04-13


10代から天才だったポール・ウェラー

In the City

15日はThe Jamの"In the City"を聴きました。

本当に、このアルバムは大好きです。
ポール・ウェラーの歌声とギターの音が大好きです。

そして、"In the City"がリリースされた頃は、ポール・ウェラーが、19歳だった事を考えますと、本当に天才だった事が分かります。
この頃のポール・ウェラーは、ギターが滅茶苦茶だという批判もありますが、10代のバンドだと考えますと、そこら辺の高校生バンドと比べますと、The Jamは良いと思います。

何よりも、ロックは若さと勢いが重要だと思います。




IN THE CITY
JAM
POLYD
1997-09-01


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