常にロックを聴いていないと禁断症状が出る私です。
そんな私が今日聴いたのは、'60年代アメリカのバンド、The Byrdsの
“Mr. Tambourine Man”です。
かなり有名なアルバムなので、もはや説明はいらないでしょう。
'60年代のロックの音って良いですね。
このシャキシャキしたギターの音はリッケンバッカーならではでしょう。
このアルバムがリリースされた1965年当時は、ビートルズが大流行していて、ロック先進国はアメリカではなくてイギリスだったことが象徴的です。
かなり当時のUKロックを意識したサウンドですが、独自性も感じられます。
そして、このアルバムをきっかけに、'60年代後半に入ると、アメリカのロックが抜きん出てきます。
その後、アメリカとイギリスは、現代までロックの主導権を争っていきます。
’90年の前半はニルヴァーナなどのグランジ系のロックで主導権を得ましたが、’90年の後半はオアシスなどのブリットポップ勢でイギリスが主導権を握りました。
2000年代に入ると、ストロークスなどのガレージ・ロック系でアメリカが巻き返していきます。
“Mr. Tambourine Man”を聴きながら、そんなことを考えていました。
Mr Tambourine Man [12 inch Analog]
アーティスト:Byrds
Sundazed Music Inc.(2006-02-21)
販売元:Amazon.co.jp
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