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まず、参院選について述べる前に、私は選挙区は民主党、比例区はみんなの党に投票しました。
前にも述べましたが、いつも私は選挙区と比例区で与党と野党と分けて投票します。
それは、政治家の先生に対し、偏りなくバランスを持って議論してもらいたい、二大政党制でいてもらいたいからです。
昔の自民党のような一党支配は、権力の腐敗を惹き起こす可能性があると思います。

民主党政権の雲行きが怪しくなってから、『逆ねじれ国会』になると案じていたら、やはりそうなってしまいまいた。
私のような方法で投票する人が居るから、ねじれ国会になるのかも知れません。
ふと思ったことは、二大政党制に二院制は馴染まないのではないかということです。
二院制の上に二大政党だと、選挙の度に二つの政党に票が集まり、ねじれ国会を招きやすくしてしまいます。
ねじれ国会は早急に決めなければならない重要法案が、先送りになってしまう危惧があります。

民主党の敗北の理由は消費税でしょう。
でも、管さんはずばりと消費税をアップするとは言ってません。
『消費税について、議論していきましょう』と言っているのです。
借金(国債)まみれの日本は、消費税率の引き上げについて考えないといけない所にまできているのは、確かですからね。

昔は右派と左派の概念で考えて投票すれば良かったのですが、今はイデオロギーよりも『小さな政府』か『大きな政府』の概念で論ずるしかありません。
『大きな政府』路線は民主党、『小さな政府』路線は自民党小泉路線、みんなの党がこの考えに準じます。
だから、私は『大きな政府』と『小さい政府』の両方に投票したことになりますね。
それは、『大きな政府』と『小さい政府』のどちらも一長一短があるので、きちんと議論して下さいという意味です。

いずれにしても、今回ほど投票する党を迷った選挙はありませんでした。
投票用紙を前にして、鉛筆を握った時点で、考え込んでフリーズしていましたからね。
民主党はドタバタ喜劇だと思うし、もう自民党はこりごりだと思っているからです。
正直、入れたい党がないです。