★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

アークティック・モンキーズ

2022年最も良かったアルバムは、アークティック・モンキーズの"ザ・カー"

The Car

今年も、この季節が到来しました。
毎年、ハズしたり当てたりする、その年にリリースされた、ベストのアルバムをチョイスするという企画です。

今年の全体的な感想と致しましては、徐々にロック回帰が進んでいるという印象でした。
中でもベテランから中堅までの、様々なロック・アーティストがアルバムを相次いでリリースしたことです。
なので、ロック好きな私としましては、多いに迷いました。

悩んだ挙句、チョイスしたアルバムが、Arctic Monkeysの"The Car"でした。
アルバムの全体のサウンドは、ボーカルのアレックスのサイド・プロジェクトのラスト・シャドウ・パペッツのようです。

しかし、違うのはマット・ヘルダーズのドラムが聴こえて来る所で、Arctic Monkeysであると分かります。
個人的には、マット・ヘルダーズのドラムが大好きです。

ボーカルのアレックスも、初期のボーカル・スタイルとは変わり、'70年代後半頃のデヴィッド・ボウイをイメージするスタイルとなっています。

そして、全体的に覆い尽くす、ストリングスの効果で、非常にアートなイメージのアルバムとなっています。
デジタルなサウンド一辺倒の現代のミュージック・シーンで、一石を投じるアナログなサウンドに気概を感じさせます。

さて、私のこの予想は当たるでしょうか?
年明けの評論家ジャッジで、その結果は分かると思います。




The Car
Arctic Monkeys
Domino
2022-10-21

イギリスはロックな国ですねぇ

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28日の朝は、ロンドンオリンピックの開会式の中継を観て盛り上がりました。
私は、英国車を2台所有していたり、UKロックのマニアだったりして、イギリスは何かと思い入れがある国です。
ロンドンオリンピックの開会式では、事前に開会式の最後にポール・マッカートニーが出演すると聞いてましたが、選手団の入場が終わると、不意打ちのように
アークティック・モンキーズが演奏を始めてビックリです。
感動しました。
アークティック・モンキーズのアレックスが、リーゼントのようなヘアスタイルに
変わっていた事にも、ビックリです。
最近まで、ロングヘアーだったような気がしたのに、いつの間に…。
それにしても、アークティック・モンキーズは、存在感があって良かったです。

そして、開会式の最後の花火の打ち上げの後、ポール・マッカートニーの登場ですが、自己紹介代わりに、“ジ・エンド”の最後を節を演奏して登場!
これは、何とニクい登場の仕方なのでしょう。
そして、“ヘイ・ジュード”の演奏が始まりましたが、最初はPAの調子が良くなくて、音が途切れましたが、ポールは動じることなく会場を盛り上げました。

オリンピックの開会式にアークティック・モンキーズとポール・マッカートニーとは、本当にUKはロックな国ですねぇ。

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新しい音楽への渇望

最近、音楽への渇望が著しくて、また大量のCDを注文しました。
特に最近の興味は最新のモダンなロックに興味を持っていて、レディオヘッドやストロークスなどのCDをガンガン聴いています。
なぜなら、私は昔の音楽しか知らないという古い人間になりたくないからです。
今はモダンなロックに興味がありますが、古典的なロックやヒップホップに興味を持つ時があります。
それぞれ、波のように興味が代わりますが、今はモダンなロックの波に来ている感じです。

写真は、昨今のロックで、私が最も注目している人物、アークティック・モンキーズのアレックス・ターナーです。
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落ち着けない人

私はいつも、ウルサいロックを聴きまくっていますが、最近いつにもまして、ウルサいロックを聴く回数が増えています。
年甲斐ないですね。
こういった音楽は、興味がない人が聴いたら、ただの騒音にしか聞こえないでしょうね。     
ちなみに最近ハマっているバンドはアークティック・モンキーズ(Arctic Monkeys)とリバティーンズ(The Libertines)です。     
また、春になったためか、近頃はまたまたファッションへの興味も再燃しています。

本当に私は大人になれませんね。
近頃、私の周囲の人達が、私がいつまでたって落ち着かないので、何も言わなくなってきましたよ。
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この写真の後方に“ブライスちゃん・おやすみ”の写真パネルが無造作に立てかけてあります。
床に新聞が入ったコンビニ袋が落下していたのは気付きませんでした。
恥ずかしいです。

この動画は、今となっては懐かしいバンドとなってしまった、リバティーンズです。
リアルタイムでは、この動画でも着ているピート・ドハーティのナポレオンジャケットを売っている店を探しまわったものです。
結局売っている店は見つかりませんでしたが…。
今でもナポレオンジャケット欲しいです。



美術と音楽とファッション

2月27日のアートフェスタを報じるニュースで、“ブライスちゃん、おやすみ”が3秒ほど写ったみたいです。
少し嬉しいです。
私の中では、美術と音楽とファッションは深い繋がりがあって、音楽やファッションから、数多くのインスピレーションを受けました。  

久し振りに、アークティック・モンキーズ(Arctic Monkeys)の“Humbug”をい聴いたら、以前よりも凄く良く聴こえました。       
この現象は、聴き込むほどに病みつきになるアルバムの典型例です。
もしかしたら、アークティック・モンキーズのアルバムの中で、一番好きなアルバムになるかも知れません。
なかなか、こんなお気に入りのCDと出会うことは少ないものです。
アークティック・モンキーズは、若いのに敬服させられっぱなしです。    

近頃、世の中は音楽の再生はYouTubeでするのが一般的になっているようです。
CDをマメに購入する私でさえも、YouTubeで音楽を聴くことが増えたので、それは止められない現実でしょうね。
CDを棚から探して、ケースから出して再生するよりYouTubeで検索して聴く方が楽ですからね。
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2009年で一番良かったCD

常に最新の音楽をチェックしている私ですが、ファッション雑誌の、お勧め音楽の欄に載っていた殆どのCDを既に購入済みだったなんてこともありました。
そんな私が個人的に2009年で一番良かったと思うCDは、アークティック・モンキーズ(Arctic Monkeys)の“Humbug”だと思います。
前2作より、主要メンバーであるアレックス・ターナーのソングライティング能力がアップしたように思います。
ロックとしての疾走感は前2作の方が感じさせますが、このアルバムは“聴かせる”感じが、たっぷりだと思います。
まだ若いのに(24歳)、何でこんな美しい旋律を産み出せるのが不思議な位です。
私は聴いていて、渋いベロアの生地を連想しました。
ちなみに“Humbug”はロッキング・オン誌の2月号の企画、『2009年ベストアルバム』ではNo.3でした。
同誌のNo.1はグリーン・デイの“21世紀のブレイクダウン”で、No.2はミューズの“ザ・レジスタンス”でした。
グリーン・デイの“21世紀のブレイクダウン”とミューズの“ザ・レジスタンス”のどちらも、去年私も死ぬ程聴き込んだアルバムです。
でも私はアークティック・モンキーズの“Humbug”が、No.1だと思います。
やはり、批評家の評価より自分の耳と直感を信じて音楽を聴くことが、一番大事だと思います。
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サマソニでのアークティック・モンキーズ

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サマーソニックの2日目のトリは、アークティック・モンキーズです。
平均年齢22歳というサマーソニック史上最年少のメインアクトだそうです。

千葉マリンスタジアムは日が落ちて、すっかり暗くなっています。
アリーナもスタンドもほぼ満員の状態です。

そこへ登場したのが、ボーカル及びギターのアレックス、ギターのジェイミー、ドラムのマット、ベースのニックの登場です。
大抵のメインアクトは、予定の時間より大幅に遅れて始まりますが、殆んど予定の時間から始まりました。

聴いてみますと、タイトな演奏でロックバンドとして非常に上手いです。
驚いたことに、舞台上にはアンプとキャビネットしか置いてなく、いわゆる舞台装置は何もありませんでした。

あまり待たせずに演奏を始めることや、バンドとして上手いこと、舞台装置がないことは、ストイックで好感が持てました。
また、曲間に余計な喋りを入れずに黙々と轟音を演奏していきます。

私は彼らのアルバムを全て聴いてますが、ライブで改めて聴くと、非常に転調が多いことに気が付きます。
その転調も独特の間合いでやるので、恐らく彼らの曲のカバーは難しくて出来ないでしょう。

ライブの合間に、アレックスのギターとボーカルだけの部分を注意深く聴いてみると、どうも独特の間合いはアレックス独自の感覚で、他のメンバーがついてきている様に感じました。

彼らはアルバムをまだ2枚しか出してないので、トリとしての持ち時間をこなせるか心配になってきました。
特に人気な曲を終える度に持ち歌がなくならないかとも、心配になりました。
それでも何とかこなし21時には終了出来ました。

※この記事は2017年2月11日に、投稿当時の原文を損なわない程度に、修正致しました。

Favourite Worst Nightmare フェイヴァリット・ワースト・ナイトメアー

アーク・ティックモンキーズ(Arctic Monkeys)のセカンドアルバム“Favourite Worst Nightmare”をアナログで買いました。
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このアルバムは既にCDを持っていましたが、改めてアナログ盤を入手しました。
大きさはこんなに違うんですよ。
見た目でも、やっぱりレコード盤の方が断然良いですよ。
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アナログ盤を聴いてビックリ!音が太くて迫力があり、アークティック・モンキーズが、音楽によって何を伝えたかったのか、ビシビシ伝わってきます。
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おまけにCDでは絶対あり得ないアートワークでお得感が得られます。
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これまで、アークティックモンキーズは、要領の良さと賢さばかり鼻について、好きになりませんでしたが、このアナログ盤を聴いて、一発で好きになってしまいました。
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今度はファーストアルバムもアナログ盤を購入しようと思います。私が声を大にして言いたい事は、『アークティックモンキーズを聴くならアナログ盤で!』です。
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なぜならば、この適度な轟音具合がたまらないのです。
CDでは再生は無理でしょう。
恐らく、この夏開催されるサマーソニック'07のステージは、史上最年少のヘッドライナーとして大きな足跡を遺すでしょう。

※この記事は2019年12月5日に、投稿当時の原文を損なわない程度に修正致しました。

ブライアンストーム

Brianstorm

去年、ブレイクしたバンドは、紛れもなくアークティック・モンキーズでしょう。
実は私はアークティック・モンキーズのファーストは好きでもなければ嫌いでもないという程度でした。
何しろストレートなロックアルバムは耳にタコが出来る程聴いているので…。
『リバティーンズのファーストの方がいいな』と思う程度でした。
(それは、あくまで好みの問題です)

しかし、先日リリースされたセカンドアルバムからシングルカットされた『ブライアンストーム』を聴いてビックリ。
タイトル曲も良いのですが、イギリスのラッパー、ディジー・ラスカルのラップをフィーチャーした曲が収録されていることに驚いたのです。

アークティック・モンキーズはメンバーの年齢が20歳そこそこです。古典芸能のようなストレートなロックをやらなくても良いはずです。
ヒップホップユニットやミクスチャー系、パンクっぽいものでも良かったはずです。
それだからこそ、ブレイクしたのだと思いますが…。

でも、このディジー・ラスカルをフィーチャーした曲は彼らの育った音楽環境を伺える一曲です。
きっと彼らの世代はイギリスでディジー・ラスカルを好んで聴いていたに違いありません。
そうなると、彼らは意図的に古典芸能的なロックアルバムを作った確信犯になります。

インタビューなどで、彼らの音楽の趣味を見ると多種多様で、いわゆるロック命のロックバカではありません。
その多種多様な音楽の趣味が、ここで出てきた形です。

だから、彼らのファーストアルバムは、わざと狙って、作ったロックアルバムになると思います。ファーストアルバムをレコーディングした時は19歳であっただろうから、それは末恐ろしい才能です。

※この記事は2018年9月2日に、投稿当時の原文を損なわない程度に修正致しました。

E Brianstorm
Arctic Monkeys
Domino Recording Co.
2007-04-14

気まぐれギャラリー
『シャキーンとした猫』
2019年

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