★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

エコロジー

このエコロジーの文字が目に入らぬか!!

昔の中国の映像を見ると自転車大国でしたが、今や中国は自動車大国です。
でも、近頃は日本が自転車大国になりつつあるように見えます。

それは中国と日本の経済情勢が、逆転した証拠でしょう。
当然の如く、GDP世界第2位の座は中国に奪われてしまうでしょう。

でも日本人は、車が買えなくて、自転車生活をしていることを『エコロジー』だと美化してしまいます。
日本の経済の鈍化と家計の悪化を、『エコロジー』で良しとするのは、危うい思想だと考えます。
別に『エコロジー』を批判するつもりではありませんが…。
現代の日本人の悪いところは、『エコロジー』という言葉が、まるで水戸黄門の印籠のようになってしまっていて、『エコロジー』と言うだけで、『ハハーっ』と頭を下げてしまうところです。

日本のGDPが低下することは、『エコロジー』だから良い。
日本人の所得が下がるのは、『エコロジー』だから良い。
日本人が原始時代の生活に戻るのは、『エコロジー』だから良い。

今の日本人はそこまで極端なことを言ってまでも、『エコロジー』だから良いと許してしまいそうです。
250px-The_Earth_seen_from_Apollo_17

エコロジーって…

太陽の黒点の数が減少し、太陽の活動が減少しているとのことです。
そして、そのために地球は氷河期のように寒くなるそうです。
そうなると、地球温暖化どころではありません。

二酸化炭素を原因とする温室効果で地球温暖化に至ったという理論があります。
それは、二酸化炭素削減に結びつき、エコロジーの発想の源になっています。

でも、太陽の活動が低下し、氷河期に突入するならば、多少温暖化した方が過ごしやすくなります。

テレビをつけると、エコロジーをテーマにしたバラエティー番組を放送するなど、エコでお祭り騒ぎとなっています。
エコロジーだけで、巨大な産業になっていることが分かります。
でも、太陽の活動低下について、誰も議論しないし、知ろうともしません。
それは、いったん振り上げた拳を、いつ降ろしたら良いか分からなくなっている顕著な例でしょう。

いずれ今後の太陽の活動低下による影響で、社会的世論も変わってくるでしょう。
しかし、太陽が活動低下したとしても原油は投機の対象になり続け、価格は安くならないと思いますので、エコロジーは燃料費の削減という“節約”という別な意味で残っていくことでしょう。

どんな状況になっても、最終的な勝ち組は石油王になってゆきそうです。
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『シャキーンとした猫』
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