★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

エルビス・プレスリー

ギターマン

矢郷さんのBlogに、エルビス・カムバックスペシャルのレザージャケットについて書いてあったので、無性にエルビス・カムバックスペシャルDVDが観たくなり、繰り返し観ました。
前にもエルビス・カムバックスペシャルについて書きましたが、私は本当にこのDVDが好きです。
あのエルビスが、全身黒いレザー姿でエレクトリック・ギターを抱えているその姿は、それだけで絵になります。
ロッカーとしてのエルビスを堪能するには、最高の映像作品でしょう。
若い頃のちょっと鼻にかかった、甲高い声と違って、エルビス・カムバックスペシャルの時のエルビスの声は、野太い叫びに変わっています。
人生経験を積んだ分だけ、説得力が増しています。
勿論、エルビスのギターも、ちゃんとアンプに繋がっていて、そのギターの音色も堪能することができます。

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これが、その一場面です。
本当に絵になりますね。
この写真は、それまでずっと座って、バンドのメンバーとセッションしていたのに、熱演のあまりエルビスが立ち上がってしまったという有名な場面です。

ところで、エルビスの中国語表記が“猫王”なのはどうしてでしょう?
気になります。

不思議な魔力

久し振りに、アンソロジーに収録されているビートルズのライブ音源を聴きました。
ジョンの声は鼻にかかって、ヘラヘラしているのに、説得力があるのは、どうしてでしょう。
ありきたりな話ですが、ポールのボーカルの職人芸的印象とは対照的です。
どちらが良いかは、その時の気分で変わるので、何とも言えません。
まぁ、今日はジョンという気分ですね。
ライブにおいて、声量は断然にポールの方があるのですが、ジョンはそれ以上に、独自のオーラを放っているように感じるのです。
それは、セックス・ピストルズ時代のジョン・ライドンの声も同じオーラを感じます。
エルビスやジム・モリスンもそんな感じがします。    
人の声は、不思議な魔力が宿っているのです。

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お洒落の基本は?

昨日は風邪が大分治って車で走り周りましたが、今日はぶり返してしまいました。
しょうがないねぇ。

そんな訳で今日は家に引きこもって音楽系のDVDばかり観ています。エルビス・プレスリーやザ・フー、ミューズなどのライブを自慢の8連のスピーカーで聴いています。

そんな家でリラックスしている時も私は着衣をきちんとしています。着衣が乱れると気分が良くないし、せっかく買った服も出番がなくなってしまいます。
だから私は、いわゆる部屋着は持ってません。
ベッドにむぐり込む時だけ着替えます。
私はだらしない格好の時の方が落ち着かないのです。

極端なエピソードですが、気付いたらスーツ姿で部屋でくつろいでいる時までありました。
(さすがにそれはあんまりなので、以後スーツ姿で家でくつろぐことはなくなりました)

やはりお洒落の基本は、『きちっと着ること』なのです。時々、ヤンキー系の方が、スエットの上下で、スニーカーの後ろを潰して歩く人が居ますが、それは内面が乱れている様子が鏡のように服装に反映されている証拠です。

『きちっと着ること』とは、別にフォーマルな格好をしなければいけない訳ではなくて、カジュアル系でもストリート系やモード系、スポーツ系など、どんな格好でも良いので、人前に出ても恥ずかしくない格好のことを指します。
着こなしで、わざとルーズに見せるファシッションもありますが、本当にルーズなのか、意図的にルーズに見せているかは雰囲気ですぐに分かります。
意図的にルーズな着こなしをしている人は、きちっと着ているからです。

写真は撮影のために前髪を揃えて首にストールを巻きましたが、それ以外は部屋に居る時と同じ格好です。表情が冴えないのは体調が悪いからです。

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部屋でも今年流行りのカラーデニムを履いています。誰が見るという問題ではなく、気持ちの問題です。

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※この記事は2019年4月7に、投稿当時の原文を損なわない程度に編集致しました。

ロックばかり聴いてたら…

『ロックばかり聴いてたら、頭悪くなるよ』と言われました。
そんな事言われても既に手遅れです。
もう重傷です。

私には、普段の生活でロックを聴かないで生活するなんて考えられません。
私の頭の中には、エルビスやジョン・レノン、ジム・モリソンら、時代のカリスマ達の歌声が刻み込まれています。

彼らの霊魂に取り憑かれて、もはや後戻りできません。

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エルビス・'68・カムバック・スペシャル

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最近、小泉純一郎さんのように、エルビス・プレスリーの話ばかりで申し訳ないですが、この“エルビス・'68・カムバック・スペシャル”のDVDはとても素晴らしい内容です。

一度でも、ロックが格好良いと感じた人であれば、黒いレザーの上下に、エレクトリック・ギターを抱えたエルビスの格好良さに痺れると思います。
これは、'50年代にロックンロールの最前線で活躍しつつも、'60年代に入ると、映画出演が中心で、ライブ活動を停止していたエルビスが、'68年のNBC-TVのスペシャル番組でライブ活動への復活を遂げたという映像です。
そこに映し出されるエルビスは、映画出演ばかりしていても、映画の劇中歌をレコーディングし続けたおかげで、音楽的な成長を遂げた姿を現しています。

この、“エルビス・'68・カムバック・スペシャル”は、野太いシャウトを思う存分堪能できます。
若き日の少し鼻にかかった声のエルビスと、成長して、野太いシャウトをするようになったエルビスと好みは分かれますが、私は後者の方が好きです。

エルビスも太り始まる前で、端正なルックスも堪能できます。エルビスのボーカルの特徴は、白人なのに黒人のように歌えるという個性です。
いつも、エルビスの歌を聴いて思う事は、人種差別が酷かった昔の南部のアメリカで、若い時から黒人ミュージシャンに敬意を払っていたという事実です。きっと人種に対して分け隔てのない、人柄が良い人なんだろうなと、思います。
その全キャリアを通じて、『人類に肌のなど関係ない』というメッセージを感じます。

※この記事は2019年9月15日に、投稿当時の原文を損なわない程度に修正致しました。


夢にまで見たエルビス

史上最高のロックシンガーはエルビス・プレスリーです。これは、誰も異論はないと思います。彼は曲は作ってませんが、それ以上に、神がかり的なカリスマ性に満ちた歌声が胸に迫ります。特にギンギンのロックな曲で、地を這うような低い声でシャウトした時の声が素晴らしいです。よく言われる事は、ビートルズがロックの革命児ならば、エルビスはロックのキングであると言う事です。私が小学生の時に、夢にエルビスが登場した時の事を覚えています。あの、真っ白い衣装のままで、自宅の色んな部屋を案内してくれました。当時は、もうエルビスは亡くなっていましたし、あまりに突飛な夢だったので、よく覚えています。夢の中のエルビスは、金色に輝くネックレスをしていて、それが非常に格好良かったです。夢の中で会っても、大スターに会えて、めちゃくちゃ嬉かったです。因みに、私がカリスマ性があると感じるロックシンガーは、エルビス・プレスリー、ジョン・レノン、ジョン・ライドンぐらいなものです。0bc3f78c.jpg

ロック依存症

以前からそうでしたが、ここ最近は殊更ロック依存症になっております。重症です。頭の中はエルビス、ビートルズ、フーの事ばかりです。エルビス・プレスリーやジョン・レノンの歌声を聴くと、痺れるような感激を得られると同時に、その歌声にマインドコントロールを受けている気持ちになります。それが、カリスマ性というものなのでしょう。このマインドコントロールは何度もかかりましたが20歳頃は特に重症でした。何でもロックを基準に物事を考えるので、厄介です。23歳にって初めてそれがマインドコントロールであると気が付きました。今は、ロックのマインドコントロールという事を冷静に分析できるようになりました。e19f4049.jpg

ロック脳

最近、ロック脳という言葉が使われ始めています。これは、若い頃からロックに夢中だった方が、政治の中枢に立ったり、経済界に影響を及ぼすようになった現象を言います。一番有名なロック脳の政治家はイギリス前首相であるトニー・ブレアです。トニー・ブレアは20代の時は長髪をなびかせてロックバンドで活動していた事は有名です。(プログレバンドらしいです)バンド解散後に政治家に転身し、政府の財政を立て直し現在の空前のイギリス好景気を作り出しました。日本で有名なロック脳は小泉純一郎前内閣総理大臣です。小泉さんは若い頃からエルビスに夢中で、後年のメンフィスでのはしゃぎ振りは有名です。良くも悪くも日本の政治に変革をもたらしました。60年代のロック・ミュージシャンは、ロックで世界を変える事が出来るという、幻想を抱いてウッドストックで散りました。結局、人々のファッションだけを変えただけだったのです。しかし、本当に世の中を変えるまでには、ロック世代が指導者になり得る世代になるまで、待たなければなりませんでした。ロック脳の特徴は、一概には言えませんが、着眼点の斬新さがあるように思います。因みにアメリカのブッシュ大統領は、カントリー&ウエスタンが好きという事で、妙に納得します。abb63afe.jpg
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『シャキーンとした猫』
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