芸術と向き合う方法には、様々あると思います。
単純に鑑賞者として美術館やギャラリーに足を向ける方法や、制作者として活動する方法があります。
また、評論家や学芸員、キュレーターとして作品やアーティストを理論付けて、芸術を活性化させる方法もあります。
また、芸術をビジネスとして、売ったり買ったりして、投機の対象とする方法もあります。
どの方法も、ありだと思うのですが、私は、つい制作してしまいます。
なぜなら、自分の好みの作品を追求していると、自分で制作する方が手っ取り早いと感じるからです。
勿論、技術的に自分で満足出来ないこともありますが…。
こういった、芸術と向き合う方法は決して要領が良いとは言えませんが、ダイナミックに芸術の荒波に飛び込むことが出来ます。
欠点は、時に評論家的に客観的に芸術を考察し難くなることですかね。
また、自己の技術的・才能的な問題に直面することも、しばしばあります。
でも、思い通りな作品を完成出来た時は、どんな芸術論より雄弁になり得ると思うのです。
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