12日は、様々なアーティストの音楽を聴きましたが、なぜだか、この日の気分にしっくり来ませんでした。
そんな中で、キンクスの"Village Green Preservation Society"は、妙にしっくり馴染みました。
この"Village Green Preservation Society"は、今でこそキンクスの名盤と評価されていますが、リリース当時は全く売れませんでした。
その理由は、このアルバムのタイトルを訳しますと、『村の緑を守る会』で、ニュアンスが分かると思います。
ロックやという音楽は、時代の先端性やオシャレさが求められる音楽ですが、『村』について歌った音楽は、当時は理解され難かったと思われます。
アルバム全体の曲調も、どこか牧歌的な曲が多いです。
この日は牧歌的な曲が、しっくり来た日でした。
このユルさが、何とも絶妙です。
"Village Green Preservation Society"を聴きますと、絵葉書のような英国の片田舎の風景が、脳裏に思い浮かぶアルバムです。
THE KINKS
Warner Music
2018-10-26