★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

ジェーン・バーキン

シャルロット・ゲンズブールのCDを聴きました

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遅ればせながらも、シャルロット・ゲンズブールの新しいアルバム、“IRM"を聴きました。
このアルバムは、アメリカのミュージシャン、ベックのプロデュースでレコーディングされたものですが、一聴して、音の質感がベックのアルバムであるかのように聴こえました。
シャルロットの声は、母親のジェーン・バーキンに似てますが、母親のエモーショナルかつコケティッシュな歌唱と違い、少しクールな印象を受けます。
以前、雑誌でシャルロットのインタビューを読んだところ、『母はすぐに男を作るので困る』というニュアンスの内容を話していたので、何となく分かるような気がします。
多分、シャルロットは、歌おうと思えば母親とほとんど同じ感じに歌えるのだと思いますが、ちょっと大げさ過ぎて気恥ずかしいのでしょう。
そう言えば、私自身も'60年代〜'70年代の音楽やファッションやアートが大げさ過ぎる気がしないでもないです。

以前、シャルロットの顔立ちは、父のセルジュ・ゲンズブールに似ていると思ったのですが、近年は母親に似てきたように思います。
やはり、自分の両親のことを、世界中の人が知っているということは、尋常じゃない環境だと思います。

SloganのDVD買いました

以前もBlogで描いた“スローガン(Slogan)”のDVDを、ついに買っちゃいました。
これは、妻子を持つ40歳の男と若い女性の恋愛を描いたものです。
私が初めてこの映画を観た時は、まだ20代だったので、当時は『品の良いロリコン物語』という程度の感覚でした。
しかし、年齢を重ねていくうちに、セルジュ・ゲンズブール演ずる主人公、ピエールの気持ちも分かるようになってきました。
つまり、この映画は登場人物に様々な世代の人間が出ていて、観ている人は自分の年齢に近い登場人物に感情移入することが出来るのです。
例えば、主婦だったら、浮気をするピエールの奥さんに感情移入できるし、若い女性だったら、ジェーン・バーキン演ずるエヴリーヌのファッションやメイクに釘付けになると思います。
そう考えると、なかなか良く出来た映画だと思います。
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眩惑されて

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今日は少し、風邪が楽になってきました。
それで、昨日出来なかった雑用を今日こなしています。

矢郷良明さんの“RADIO アグレッシヴ!”で映画の話をしていたので、YouTubeで私の好きな映画、“スローガン(Slogan)”の映像を観てみました。
“Slogan”を、YouTubeで改めて観ると、美しい映像とジェーン・バーキンの刹那的な歌声に眩惑されてしまって、クラクラしてきました。
何よりもセルジュ・ゲンズブール の音楽が、濃厚な雰囲気を醸し出します。
もう何度もレンタルして観た映画なのですが、本気でDVDを購入したくなりました。
この映画は1968年から1969年にかけて製作されたのですが、ファッションやインテリアや車など、ポップな'60年代の映像が満載の映画なのです。
この作品で、セルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキンが出会ったといいます。

セルジュ・ゲンズブールもジェーン・バーキンも知らないという方でも、エルメスのバック、“バーキン”ならご存知だと思います。
“バーキン”は、ジェーン・バーキンにちなんで名付けられたバックなのです。


この映像で、キザに煙草をくゆらせる男が、主演のセルジュ・ゲンズブールです。
セルジュ・ゲンズブールは、日本で言えば小室哲哉さんや、つんく♂さん、中田ヤスタカさんのようなソングライター・音楽プロデューサーで、映画の製作まで手がけるマルチな才能の方です。
また、この映像に登場する、キュートな若い女の子がジェーン・バーキンです。
セルジュ・ゲンズブールは“Slogan”の主演だけでなく、音楽も担当して、ジェーン・バーキンと歌をデュエットしています。
セルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキンは後に結婚して、娘のシャルロットを授けます。
その後、娘のシャルロットも、女優やシンガーとしてマルチな才能を発揮していきます。

そう言えば最近、そんなシャルロット・ゲンズブールの新譜がリリースされました。
うっかりしていて、まだ聴いてません。
早く聴かないといけませんね。
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スマスマのジェーン・バーキン

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1月28日放送のSMAP×SMAPのビストロスマップのコーナーで、ジェーン・バーキンが出演しました。

音楽雑誌などのゴシップに書いてありましたが、噂通りに本物のバーキンのバックはアクセサリーにハーモニカを付けたり、中も脱いだ靴下が無造作に入っていたりして無茶苦茶でした。
もう、眼鏡をかけたおばちゃんになったジェーン・バーキンは、どこまでも自然体でした。
眼鏡に無造作ヘアでラフな服、履き込んだコンバースのスニーカーの姿は、お洒落を通り越して、その人柄が偲ばせられました。

ボロボロの古いコンバースのスニーカーを自慢している姿に木村拓哉さんは、『ジェーン・バーキンだからこんな事が出来る』と叫んでいました。
全くキムタクさんの言う通りです。

老いた事を全く隠そうとしないジェーン・バーキンに逆にスカッとさせられました。
また、アバウトな人であるという噂も、噂通りでした。こんなにアバウトで、ラフで自然体の女性をセルジュ・ゲンズブールが愛したという理由も、なんとなく分かってきました。
しかし、注意しなければならないのは、あの年齢で、ラフな服装で貧相に見えず、オシャレに見えるのは、木村拓哉さんが言う通り、ジェーン・バーキンだからです。

素人のおばさんが真似すると、ただの貧相な所帯染みた感じになるので、やめておきましょう。

※この記事は2012年1月26に投稿当時の原文を損なわない程度に編集し致しました。

ロリータ・ゴー・ホーム
ジェーン・バーキン
USMジャパン
2011-05-11

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